Product Details
ISBN 10 : 406520027X
Content Description
ウソと欲と保身にまみれた日本の支配層、その暗部を間近で見ながらなぜメディアは報じようとしないのか? この国の「中枢」を蝕む病根を暴き出す!!
コロナ禍、黒川、森友……国難のなか、政権と、「なれ合いジャーナリストたち」は私たちの知らないところでいったいなにをしているのか?
権力が隠し、メディアが伝えない真実の姿とは?
最前線で弧闘する「新聞記者」望月衣塑子だからこそわかる迫真のドキュメント!
〈望月衣塑子 あとがき〉より抜粋
「内閣記者会は世間からも見放されつつある。オフレコ取材を重視し、会見が形骸化すれば、会見も記者クラブも存在の意義がなくなるばかりか、今回の首相会見のように権力に利用されてしまう。このままでは日本のジャーナリズムは完全に崩壊することになる。政治部記者はもっと危機感をもつべきだろう。
ジャーナリズムが政治や社会の実相に近づき、真実を伝えていくには、何ができるのだろうか。異色の官僚やメディアで活躍した先陣たちとの対話を重ねてきた佐高さんの話は、示唆に富み、ジャーナリストとしての基本の姿勢について、考えさせられることだらけだった。読者の方々にとっても、本書が少しでも、これからの日本の政治や社会、官僚やメディアのありようを考える一助となっていただければ、うれしい」
目次より
序章に代えての往復書簡
望月衣塑子より いまこの国を蝕んでいる本当の病根
佐高信より 官主主義と分断と
第一章 芸能と政治が切り結ぶ 映画「新聞記者」の衝撃
第二章 告発と報道 権力中枢に斬り込むために
第三章 権力と新聞の危険な関係 記者の存在意義とは何か
第四章 隠蔽と沈黙をぶち破れ 森友問題の新たな核心
第五章 命と生活を懸けて コロナがジャーナリズムに突きつける
あとがきにかえて 望月衣塑子というひと 佐高信
あとがき ジャーナリズムの危機と光明と 望月衣塑子
【著者紹介】
望月衣塑子 : 1975年、東京都に生まれる。新聞記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京中日新聞社に入社。千葉支局、横浜支局を経て社会部で東京地検特捜部を担当。その後経済部などを経て社会部遊軍に。著書『新聞記者』は映画化され大ヒット。日本アカデミー賞の主要3部門を受賞
佐高信 : 1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。高校教師、経済誌編集者を経て評論家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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旅するランナー
読了日:2020/10/15
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読了日:2021/09/10
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