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笑うケースメソッドIII 現代日本刑事法の基礎を問う

木庭顕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326403660
ISBN 10 : 4326403667
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
木庭顕 ,  

Content Description

公法篇と対をなす刑事法篇のキーワードは「政治システム」。代表的な古典の遺産である政治システムの生命線が刑事司法なのだ。民法篇、公法篇に続き日本の判例ベースで対話し、学生たちは立場を超えて、問題の根本を古典的に、ゆえに新たに掘り下げる。

目次 : 予備的討論/ 死刑/ 逮捕・勾留・差押え/ 訴因/ 証拠能力/ 伝聞法則・証拠開示/ 自白/ 未遂/ 正当防衛/ 過失犯/ 「組織的な犯罪」/ 文書偽造/ 横領・窃盗

【著者紹介】
木庭顕 : 1951年東京生まれ。1974年東京大学法学部卒業。東京大学名誉教授。専門はローマ法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • check mate

    横領と背任よりも横領と窃盗の境界の方が本質的とは。ポイントはやはり占有。

  • ただの人間

    刑事法でも変わらずの政治、占有へのコミットメント。とても真似はできていないけれども、普段の業務でも事案、テクストにどれだけ接近できているかは意識しなければいけないと改めて感じさせられた

  • フクロウ

    「応報といってもたとえばカントの応報はきわめて厳密な限度を基礎づけるためのものです。主体の行動の自律が思想の根底に存在します。」(5頁)「団藤重光『死刑廃止論』第6版……Kantさえ批判して「刑事法が考えるべき応報は極めて次元の高いものでなければならない」とする。」(32頁脚注3) ヌスバウムの言う「応報」はカント同様、犯人の尊厳を維持し、社会に再統合するために必要な極めて高度な理念であり、部族間報復感情とは全く異なるとする点で木庭と似る。 2人のバックボーンは古代ギリシャであり似ている理由がある。

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