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アテネ 最期の輝き 講談社学術文庫

澤田典子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065342770
ISBN 10 : 4065342775
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

紀元前三三八年、アテネを中心とするギリシア連合軍は、フィリポス二世率いるマケドニア軍に歴史的な大敗を喫した。アテネが誇る民主政はしかし、それを契機にかつてない平和と繁栄を謳歌する―。デモステネスら政治家たちの闘いの跡を追い、アレクサンドロス躍進の陰で「黄昏」と呼ばれたアテネの実像を明らかにする、第一人者による画期の書!

目次 : 序章 「黄昏のアテネ」に迫る/ 第1章 決戦へ/ 第2章 敗戦―マケドニアの覇権/ 第3章 対決―「冠の裁判」/ 第4章 平穏―嵐の前の静けさ/ 第5章 擾乱―ハルパロス事件/ 第6章 終幕―デモステネスとアテネ民主政の最期/ 終章

【著者紹介】
沢田典子 : 1967年、富山県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、千葉大学教育学部教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さとうしん

    デモステネスの生涯を軸に、カイロネイア以後のアテネの社会と民主政の終焉の過程を描く。デモステネスが当事者となった裁判、特にハルパロス裁判が対マケドニア政策といった政治的対立とは無縁の、積年の怨み辛みを晴らす個人的対立の場となっていたというのが面白い。しかし民主政転覆罪を名目とした裁判の頻発が民主政への傾倒の現れだったというのはどうだろうか?文庫版のあとがきで触れられている、アルキメデス・パリンプセストの発見により、デモステネスの弁論に対する評価が変わってきたという話は興味深い。

  • koko0koko

    カイロネイアの戦い以降のアテネを政治家デモステネスを中心に描いていく。現代にも通じるような所があり思いの外面白かった。ヒストリエの登場人物達の名前が結構出てくるので妙に親しみが湧いた。あと普段自分が読む古代ギリシャは思想史に偏ってたなと。

  • はやみん

    ペロポネソス戦争以降のアテネの歴史をデモステネスという政治家を中心に描く。一般書でこの時代のアテネをメインで扱うものは見たことがないし、アレキサンドロスの影に隠れて結構スルーされてる時代なのかもだけど、かなり面白かった。

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