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時の扉をくぐり

甲田天

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776402817
ISBN 10 : 4776402815
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

広重先生のところで見習い絵師をしている佐吉。ある晩、庭に現れた赤毛の男にびっくり仰天。男の話に心を動かされた広重先生とともに、信濃の北斎先生を訪ねることになり…。第9回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作。

【著者紹介】
甲田天 : 1940年福岡県生まれ。大阪で少年期を送る。中央大学法学部卒業。大阪・東京で広告会社に携わり、現在もフリーライターを続けている。2004年より児童文学作品の創作を始める。新潟市西区在住。『時の扉をくぐり』が初めての出版作品。同書で、第9回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞

太田大八 : 1918年生まれ、長崎県出身。小学館絵画賞、絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞絵本賞などを受賞。東京都練馬区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    図書館の『10年間借りてない本』のコーナーにあった本。大当たり。江戸時代、歌川広重の元に現れたのはなんとゴッホの幽霊。日本の浮世絵に憧れたゴッホ。葛飾北斎に会う為に、広重やその弟子と共に絵を描きながら旅をする。道中の日本の風景を感じられる文章、旅先々での美味しそうな料理の数々。そして絵画に対する3人それぞれの情熱をヒシヒシと感じました。時代小説は苦手だけど、SF要素もあり一気読みで楽しめました。

  • はる

    江戸時代。絵師の歌川広重の前に、赤毛の男が現れます。その男はなんとゴッホ!幽霊となって、夢にまで見た日本にやってきたのです。ゴッホの日本に対する熱意にほだされた広重は、ライバルである北斎のいる信濃に彼を連れて旅立つことになります。児童書ですが、広重と北斎の微妙な対抗意識、ゴッホの絵に対する激情などが興味深く、なかなか読ませます。

  • 梅ちゃん

    2020.02.17児童書ということでとても読みやすい。日本に憧れ、葛飾北斎・安藤広重・東洲斎写楽の浮世絵を愛したゴッホが時間、空間を飛び越え突然広重の屋敷の庭先に現れる。広重は彼を北斎に会わせる為に信濃の小布施にともに向かう。最後のシーン、北斎は浅間山の噴煙を描いている、広重は鞠をつく童を描いている、ゴッホは農夫を描いて、勝手勝手に好きな絵を思う存分に描いているのがとても楽しい。

  • モモ

    江戸時代、浮世絵師の歌川広重の前にゴッホの幽霊が現れる。あとがきによると、ゴッホは日本にあこがれ、葛飾北斎・歌川広重・写楽の浮世絵を愛し、アルル地方を日本に見立てて暮らしたそうです。時代をさかのぼる話だけれど、なんだか本当にあった話かもと思える一冊。

  • ケ・セラ・セラ

    版画家広重の前に突然現れたゴッホ!ゴッホが日本の浮世絵に影響を受けたことは有名ですが、広重、北斎に会いたい一心で時空を超えてやってきた、その設定が面白い。力強い西洋画に間近で触れた衝撃、広重と北斎のライバル心、道中描かれている日本の風景など、読みやすく楽しめる。彼らの作品への熱量が伝わってきました。

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