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真夜中のマリオネット

知念実希人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087754605
ISBN 10 : 408775460X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan

Content Description

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。

殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。

無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。

涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。

無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。

衝撃のクライマックスに、きっとあなたは絶叫する。
知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス。


【プロフィール】
知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーとなる。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi(上・下)』と本屋大賞に3年連続でノミネートされる。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』など著書多数。


【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第四回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を「レゾン・デートル」で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。14年に始まる「天久鷹央」シリーズが人気を博す。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    知念 実希人は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。突っ込み所は満載ですが、面白く一気読みしました。美貌の魔性の男の物語、シリーズ化もあるでしょうか? https://lp.shueisha.co.jp/marionnette/index.html

  • たか

    婚約者を殺人鬼「真夜中の解体魔」に殺害され悲しみの癒えないまま復職した救急医の小松秋穂が働く豊洲の臨海第一病院にバイクの自損事故で搬送された重症患者を秋穂の処置で死の淵から救うが、その美少年の患者石田涼介は殺人鬼「真夜中の解体魔」だった。秋穂は復讐を誓い彼の主治医となる。涼介に近寄った秋穂だが自分は冤罪だと言う。 秋穂は思い込みが強すぎて信念がブレまくり違和感があり美少年設定も辟易する。幾度のミスリードも最初から最後までこの決着以外考えられないストーリー展開で期待していた分残念だった。 ★★✩✩✩ 2.0

  • bunmei

    連続バラバラ殺人事件の真相に迫るクライムミステリー。医療現場を舞台とし、専門的な医療の描写も交える中で、殺人犯の容疑者とされる涼介と、その主治医である秋穂との、際どい状況下での息詰まる心理戦と逃走劇が繰り広げられる。秋穂が命を助けた男は、その殺人事件の容疑者であり、秋穂の婚約者を殺した犯人でもあった。仇となる男へ復讐を誓う秋穂だったが、自分は犯人ではないと言う涼介の言葉に耳を傾け、半信半疑の中で真相を探り始める。その中で、涼介の言葉や事件の関係者からの情報を結び付けて、捜査する中で見えてきた犯人像とは?

  • 刃の下に心あり

    ★5つ。めちゃくちゃ面白くて一気読みでした♪初っ端からスピード感溢れる展開にハラハラドキドキ、先が気になりページを捲る手が止まらなかったです!『真夜中の解体魔』の正体は誰なのか?二転三転の末、最後はまんまと騙されました。エピローグも個人的にすごく好きな終わり方で良かったです😝

  • yukaring

    婚約者を殺人鬼に殺され、嘆き悲しむ女医・秋穂の元に現れた美しい顔と怪しい魅力をもった少年・涼介。 彼こそが秋穂の婚約者を殺した殺人鬼「真夜中の解体魔」と言う警察と「自分は罠にかけられただけ」と涙を流して訴える涼介。秋穂はどちらの言い分を信じるのか?人を虜にする涼介にだんだんとのめり込んでいく秋穂。そして犯人にたどり着き明らかになる真相。全体的に引き込まれる展開で読みやすく面白かった。ただ確かに意外な真相ではあるのだろうが想定内かも。帯の煽り文句から逆に勘のいい読者は真相を見抜くのではという気も少しする。

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