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10歳からの 考える力を育てる20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

石原健次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776211617
ISBN 10 : 4776211610
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アリとキリギリス、泣いた赤鬼、ごんぎつね、さるかに合戦、ウサギとカメなど―童話にかくされたもうひとつのストーリー。家族で読める!自分で考える力、本当のやさしさ、好奇心、想像力が育ちます!子どもの興味がどんどんひろがる!1話10分朝の読書にも!

目次 : アリとキリギリス―キリギリスは本当になまけ者だったのか?/ ウサギとカメ―もしもウサギが寝なかったらどうなった?/ 3匹の子ブタ―オオカミだって生きなきゃならない!/ 鳥と獣とコウモリ―なぜぼくたちはコウモリの悲しみを理解すべきなのか/ さるかに合戦―子ガニの復讐で悲しむのはだれ?/ こぶとりじいさん―おどりが苦手なおじいさんに伝えたいこと/ 裸の王様―王様でさえ逆らえないおそるべき力/ 雪女―しあわせな時間を終わらせてしまう心のすき/ 王様の耳はロバの耳―王様とみんながしあわせになる方法とは/ 三年寝太郎―寝太郎に足りなかったたったひとつのこと〔ほか〕

【著者紹介】
石原健次 : 1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。放送作家。元お笑いトリオ「インパクト」のメンバー。解散後に放送作家となり、数々の人気番組を手掛ける。第2回沖縄国際映画祭では脚本を書いた『クロサワ映画』が2つの賞を受賞。本の執筆は『10歳からの考える力が育つ20の物語―童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方』が初となる

矢部太郎 : 1977年生まれ。東京都東村山市出身。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成し、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍。初の著作『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    タイトルからすれば児童書のように見えるが、なかなかどうして、大人こそ読んでほしいと思う。「童話探偵」を名乗るブルースが、秘書のシナモンと、よく知られた童話に新しい解釈を探しだす。現代的な解釈と言ってしまうと誤解されそうだが、非常にまっとうに現代を生きるなら、このように考えてはどうかというヒントを与えてくれる。まさに目からウロコの読み応えだった。「人の立場になって考える」とはよく言うが、なかなかそれは難しい。そのための方法論にもなるだろう。正義の反対は何か? 悪とは考えない方がいい。答えは本書の冒頭にある。

  • となりのトウシロウ

    知人から紹介されて手にした本。10歳からと書かれていますが、大人が読んでも十分に読み応えがあります。20編の有名な童話を題材に、現代に生きる人々に新しい解釈を提示してくれます。正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義。多様化する時代、色んな立場の人が様々な価値観・考えを持っている。一つの正義を一方的に押し付けるのではなく、色んな考え方がある事を理解し認め合う。これからの時代を生き抜くために。素晴らしい本です。超おすすめです!

  • わむう

    童話探偵のブルースとアシスタントのシナモンが、童話や昔話に登場する主人公以外の脇役にスポットをあて、行動を起こした気持ちを考えて新たな解釈や気づきを発見させてくれる一冊です。ブルースとシナモンの悩みにも解釈が気づきを与え、それを糧にして成長する姿が並行して書かれているので、啓蒙本ではなく物語としてマンネリを感じずに読み進めることができます。

  • なななお

    豚の探偵ブルース、リスの助手シナモン、童話のようにほのぼのキャラ。『昔話法廷』みたいな話かな?と、思いながら読み進むと、どっこい、「三匹のこぶた」の「正義の反対は、もう一つの正義」で、ハッとさせられる。昔話には教訓が込められていて、自分も子供時代はそれに沿った捉え方で読んでいた。そういう解釈もアリだし、今まさにお互いの正義の違いで争う国がある。そして、一番響いたのは「羊飼いとオオカミ」所謂オオカミ少年。ところがその新解釈は…勉強になりました。ブルースの意外な過去が明かされていくのも良かったです💯

  • だまし売りNo

    童話毎のオムニバス形式を基本としながら、童話探偵ブルースと秘書シナモンの物語を少しずつ進ませている。ブルースが過去の失敗を抱え続けていることに好感を持てた。日本人は過去をなかったことにする再チャレンジをもてはやす傾向があるが、それは最も道徳から離れている。

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