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歴史は語る、歴史と語る 文春文庫

磯田道史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167912161
ISBN 10 : 4167912163
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan

Content Description

いまの日本と日本人の問題を歴史的につきつめていくと「江戸時代のこと」を考えざるをえなくなる。戦国時代の最強教育、殿様のベストセラー本、乃木希典の理想の軍人像…当代随一の歴史学者が、好奇心の赴くままに古文書を徹底調査。膨大な近世の古文書から、新時代を生き抜く知恵と人生において本当に大切なことを伝える。

目次 : 第1章 中世の武士と近世の武士の違い(江戸から読み解く日本の構造/ 江戸の税金 武士は税金を払っていたのか ほか)/ 第2章 歴史を動かす英才教育(幸村の天才軍略遺伝子 武田+上杉+秀吉の智謀を引き継いだ男/ くノ一は江戸時代のハニートラッパーだった ほか)/ 第3章 古文書を旅する(「震災離婚」事始め/ 江戸の「会いに行けるアイドル」 ほか)/ 第4章 歴史を読む(武士道の奥義を極める10冊/ 語り下ろし日本史「必読の百冊」)

【著者紹介】
磯田道史 : 1970年、岡山県生まれ。2002年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。現在、国際日本文化研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mint☆

    著者は幼少期の頃から気になる日本史の謎を、古文書を解読し調べ上げていたそうで、そのまとめのような本がこちらの探偵手帳。真面目な話から少し下世話な話まで。歴史に詳しくない私でも楽しめました。今の日本が何故こうなっているのか江戸時代を知れば見えてくるものがある。文体がバラバラで読みにくいので"手帳を落としてしまった気分で公にする"のはいいですが、手直ししてから発行しても良かったのに。中身は面白かったです。

  • むーちゃん

    読了。 磯田作品を最近読んでいるが、日本人とはなにかを知る指南本を解説付で紹介してあります。 日本を知る100冊読破したい。

  • とん大西

    大好物の磯田さんの歴史エッセイ。今回も楽しく読めました(^^)。学者さんでありパーソナリティーでもある磯田さんならではの硬軟おり混ぜた歴史のこぼれ話。それでも古文書が根拠になってるだけあって、ときに絵空事でない生々しさを感じます。徳川宗春の「くの一」にまつわる話なんかは案外ゾッとしたり、イケメン過ぎる大名の笑えない話だったり…。ところで、最終章で磯田さんオススメの歴史小説が何冊か紹介されてました。こういったかゆいところに手が届く感が嬉しいです。

  • へくとぱすかる

    歴史の本の多くは、事件の謎解きか、その時代の空気を述べ伝えるが、おもに古文書を土台にして、歴史の一面を読み取りながら、現代日本社会の構造や風潮までも俎上にあげて論評しようという視点で書かれている。あまり知られていない話が多いので、読み応えがある。キーワードが、たとえば濃尾平野とか、くノ一だったりする。後半は短い話で、連想式に次の話が語られていく感じ。さて、ひとつの文の中に「です・ます」調と「である」調が混じった文体が頻出するのだが、いかにも手帳の走り書きみたいな感じを出そうとしたものか?

  • ふじさん

    磯田の著作を読むと必ず、司馬遼太郎の姿が見え隠れする。彼が、司馬遼太郎から絶大な影響を受けているということの表れか。当代随一の歴史学者が好奇心の赴くままに近世の古文書から、今の時代に繋がる話題を提供してくれる内容。面白かったのは、第2章「歴史を動かす英才教育」、真田幸村、頼山陽、乃木希典等、時代を読み解く視点が新鮮で納得のいく内容だった。いつもながら、彼独特の切り口での話の内容がが面白い。第4章「歴史を読む」も大いに参考になる。

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