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日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 Php文庫

竹村公太郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569761459
ISBN 10 : 4569761453
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『日本史の謎は「地形」で解ける』第2弾。前作同様、ミステリーの謎解きの快感と、固定概念がひっくり返る知的興奮が味わえる一冊。

【著者紹介】
竹村公太郎 : 1945年生まれ。横浜市出身。1970年、東北大学工学部土木工学科修士課程修了。同年、建設省入省。以来、主にダム・河川事業を担当し、近畿地方建設局長、河川局長などを歴任。2002年、国土交通省退官後、リバーフロント研究所代表理事。現在は日本水フォーラム事務局長。社会資本整備の論客として活躍する一方、地形・気象・下部構造(インフラ)の視点から日本と世界の文明を論じ、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    なるほど、視点を変えるだけでここまで分かるのですね、感服です。解析結果の面白さは言わずもがなですが、気になったのは著者が常に「問い」を発しそれに対して仮説を以って常に辛抱強く解明に挑む姿勢に感銘を受けました。如何に「問い」が重要かを改めて認識させられました。

  • あちゃくん

    元建設官僚の竹村さんが、地形から歴史を読み解くシリーズの第二弾です。序盤の、なぜ日本が植民地にならなかったかと、平均寿命をV字回復させた話、利根川を東に曲げた第二の理由、横浜村がなぜ日本の表玄関になったのか以外パンチが弱いように感じられネタ枯れの心配もしましたが、最後のピラミッドの話がズドンと刺さりました。この説、世界的にはどのように受け入れられるんだろう?

  • WATA

    その土地の地形と気象から、日本史上の出来事を再解釈していく本。「なるほど!」と思う章もあれば「それはこじつけに近いのでは」と感じる章もあった。個人的に面白かったのは、なぜ日本は欧米の植民地にならなかったのか、の章。日本には象牙もなくダイヤもなく、プランテーションに適した広大な土地もなく、そのかわり地震や洪水といった災害だけはたっぷりあったから、欧米人が土地を奪わなかったという仮説は、自虐的だが説得力があった。

  • ホークス

    土木や地理に詳しい著者が、「本当はこうだったのでは?」という仮説を立てる。憶測に近いものも深く取材したものもあり、仮説の自由さを感じた。価値観の押し売りもなく読みやすい。明治時代、鉄道が与えた真の影響とは?細分化された日本の地形が幕府の分割統治を支え、鉄道の全国延伸こそ旧体制を打破する決め手だった。これは真実に近い気がする。水道は大正10年まで未殺菌で乳幼児の死亡率は高かった。殺菌用塩素は軍が独占しており、解決した(と思しき)人物とその経歴に驚いた。ピラミッドの仮説はロマンがあるけど、その後を知りたい。

  • ehirano1

    再読。日本の国旗について(14章)は、地理、希少、文化、哲学が織り交ぜられなかなか読みごたえがありました。日本人は常で無いものを「無常」として云々には呻りました。

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