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力道山未亡人

細田昌志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093891615
ISBN 10 : 4093891613
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作

“戦後復興のシンボル”力道山が他界して60年。

妻・田中敬子は80歳を越えた今も亡き夫の想い出を語り歩く。

しかし、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった「その後の人生」についてはほとんど語られていない──。

〈未亡人である敬子には、相続を放棄する手もあった。
しかし、それは考えなかった。
「そんなことを、主人は絶対に望んでないって思ったんです」
敬子は社長を引き受けることにした〉(本文より)

「力道山未亡人」として好奇の視線に晒され、男性社会の洗礼を浴び、プロレスという特殊な業界に翻弄されながら、昭和・平成・令和と生きた、一人の女性の数奇な半生を紐解く傑作ノンフィクション!

選考委員絶賛!
●辻村深月氏(作家)
「未亡人・敬子さんの人柄がくらくらするほど魅力的」
●星野博美氏(ノンフィクション作家)
「戦後日本の闇の深さを際立たせることに成功した。過去と現在がうまく共存し、そこから日本の変遷が透けて見えた」
●白石和彌氏(映画監督)
「アントニオ猪木や周りの人との関わりも、プロレスファンが読んでも堪らなかった」


【編集担当からのおすすめ情報】
国民的スターとの幸せな結婚生活はわずか「半年」。
22歳で30億円もの負債を背負った「未亡人」――。
何とも壮絶な人物を想像しますが、選考委員・星野博美氏が評したように
田中敬子さんは”フワフワ”していてとてもチャーミングな女性です。

そんな敬子さんの激動の半生を細緻に描いた本作は「第30回小学館ノンフィクション大賞」を受賞しました。老若男女問わず、多くの方に読んでいただきたい1冊です。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tak

    力道山が結婚してすぐに亡くなったと言う話は記憶にあったけどその未亡人がどうなったかはあまり意識して無かった。非常に面白くて一気読みしました。猪木や馬場との関係性や日本プロレス幹部の狡猾さ、自分と年齢差があまり無い子供の話やゴルフ場開発の断念など色々興味深く読めました。これからも元気で闘魂SHOPのレジ担当などやりたい事をどんどんやって頂きたいです。

  • 72ki

    読み終えてからあらめてこの表紙の写真の良さがジーンと染み渡る。超有名人でエピソード豊富な力道山、猪木、馬場にまた新たな角度からの光が当たった、という感じもあって興奮した。 そしてとにかく敬子さんが魅力的過ぎる。

  • masa

    ページを捲る手が止まらず一気に読んでしまいました。猪木ファンも必読。力道山から随分期待されてたんだなあ。そうだったのかメモリアル力道山タッキー戦!相模湖ピクニックランド、遠足で行った!敬子さんお若いときからエピソードが豊富でずっと色々引き寄せてて星座の中心感がある。政財界、芸能界、プロレス格闘技界、そして裏社会… 徹底調査で知られざるエピソードが沢山掘り起こされています。

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