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病と死の哲学 ちくま新書

船木亨

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480073297
ISBN 10 : 4480073299
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
船木亨 ,  

Content Description

批評家ソンタグはこう言っていた。人は「健康な人の国」と「病気の人の国」のいずれかに属する、と。本書は哲学者自身がガンになった経験を通じて、「病気の人の国」の現実を見つめ、生と死について考察した記録である。死への恐怖はなぜ起きるのか。死に直面することでなぜ人は初めて根本的に懐疑し、真に思考するようになるのか。東西の哲学者たちによる病や死、老いについての考察も参照しつつ、「健康な人の国」の人々には見えない世界と人生の諸問題について深く問いなおす。

目次 : プロローグ/ 第1章 がんとの遭遇/ 第2章 死/ 第3章 いかにして歳をとるか/ 第4章 がんという「病気」/ 第5章 がん病棟にて/ 第6章 助けを求めて/ 第7章 生と命/ 第8章 老いについて/ エピローグ

【著者紹介】
船木亨 : 1952年東京都生まれ。東京大博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)博士課程修了。専修大学文学部哲学科教授。専攻はフランス現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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