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「思想地図」で読み解く世界史(仮)

茂木誠

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569847573
ISBN 10 : 4569847579
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
茂木誠 ,  

Content Description

「政治思想マトリックス」とは―。各国の政治的・経済的スタンスを俯瞰する「魔法のコンパス」。分断する世界の「リアルな姿」が見えてくる!

目次 : 第1章 ナショナリズムとグローバリズムの「シーソーゲーム」(フランス革命によって生まれた「右派vs.左派」/ 世界に先駆けたイギリスの「政治システム」 ほか)/ 第2章 「米中冷戦」の思想史と強いロシアの復活(中国の裏切りで幕を開けた「米中冷戦」の因縁/ 「中ソ対立」から始まった米中蜜月 ほか)/ 第3章 「超国家EU」崩壊の序曲(超大国アメリカへの対抗として、新たな国家が生まれた/ 「上から目線のEU」に、キレたイギリス ほか)/ 第4章 グローバル化するイスラム革命(「革命の輸出」とグローバリズム/ 「遠隔操作」で、世界革命を推進せよ! ほか)/ 最終章 日本の思想史と未来(アメリカの従属国として始まった戦後日本/ 社会主義勢力vs.自民党 ほか)

【著者紹介】
茂木誠 : 歴史系YouTuber、著述家、予備校講師。駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当し、iPadを駆使した独自の視覚的授業が好評。世界史の受験参考書のほか一般向けの著書もある。YouTubeもぎせかチャンネルで歴史と時事問題について発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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物事の捉え方は様々あり、一冊に全てを盛り...

投稿日:2021/03/04 (木)

物事の捉え方は様々あり、一冊に全てを盛り込めるものでもない。とはいえ、読み手が関心を持ったことは、自身で他を調べればよいことで、情報過多の時代にあって、わかりやすくコンパクトにまとめられた一冊でした。今まで、あるようでなかった、読者層を選ばないだろう良書。私自身も頭を整理できて、とても楽しかった。

アポクリファ さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつJapan

    【良かった】グローバル⇔ナショナリズム、自由⇔平等の二軸に政治思想を落とし込んで解説する本。左派と右派って何?と思っている私でもわかりやすく読めました。日本の状況もよくわかります。2020年刊で菅首相が登場したくらいまで。

  • ようへい

    わかりやすい本、読みやすい本の何が他とは違うのかというと、フレームワークがしっかりしている点が一つ挙げられると思います。本書は政治経済のある時点でグローバリズム(個人)対ナショナリズム(国家)を縦軸、自由対平等を横軸とする対抗軸を設定し、マトリックスで説明するものです。これはイデオロギー、価値観、世界観の違いを整理するもので、「正義の反対はまた別の正義」という言葉を思い出します。詳細な分析はありませんが、マトリックスはダイナミズムを描写するのが苦手という点を考慮しても、とてもわかりやすくて面白かったです。

  • ta_chanko

    グローバルかナショナルか、自由か平等か。この4象限で各国の政治情勢を読み解いていく。世界的には、冷戦後の行き過ぎたグローバル化への反動として、ナショナリズム=自由を指向する勢力(トランプ・ジョンソン・ルペン・Afd・五つ星運動)が強くなってきている。ナショナリズム=平等を指向する勢力(サンダース・コービン・黄色いベスト運動)の存在感も無視できない。グローバル=平等指向のバイデン・メルケル、グローバル=自由指向のマクロン・ネオコンは、この流れにどう対処していくのか?

  • ももたろう

    米中冷戦とは?EUがなぜ崩壊に向ったのか?イスラム革命はなぜグローバル化するのか?日本の政治思想史と未来は?歴史的な事実を、右寄り左寄りという軸ではなく、グローバリズム・ナショナリズム・自由・統制という四つの視点で捉えるから非常に分かりやすく、面白かった。EUやイスラム圏のことの知識はあまりなかったが、大変面白く読めたので入門書としても良いのではないかと思う。政治を学べば学ぶほど、日本の未来は暗いと感じる。

  • のり

    予備校の先生が書いてるので分かりやすい。米中露、欧州、中東など各国の近代〜現代史とリーダーたちの政治思想を広く浅く紹介しているという印象。初心者である自分には有り難かった。EUは特に面白かった。終章は日本についてだけど、これはちょっと偏っていたかな、という感じがする。

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