Product Details
ISBN 10 : 410127374X
Content Description
幕が下りるその前に見るべきものは、やはり見ておきたい。歴史作家は故郷を離れ、古都・京都に仕事場を構えた―。先斗町のウオッカバーで津田三蔵の幻を追い、西本願寺の“司馬さんのソファ”に新撰組の気配を感じ、四条河原町のレトロな喫茶店で本能寺の変に思いを馳せる。現代人の失くした信念、一途、そして命の尊さを描き続けた著者が遺した、軽妙洒脱、千思万考、珠玉の随筆68篇。
目次 : 薪能/ ゾシマ長老と法然/ 尾崎放哉が見た京の空/ 比叡山/ たまきはる/ 大徳寺/ 浮舟/ 鞍馬天狗/ ウオッカバーにて/ 首陽の蕨〔ほか〕
【著者紹介】
葉室麟 : 1951−2017。北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て2005(平成17)年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。’07年『銀漢の賦』で松本清張賞を、’12年『蜩ノ記』で直木賞を、’16年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。「地方の視点から歴史を描く」を信条に、精力的に作品を執筆した作品多数。『蜩ノ記』『散り椿』は映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2024/01/18
真理そら
読了日:2020/03/06
Gotoran
読了日:2024/05/02
けやき
読了日:2022/02/15
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読了日:2023/07/10
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