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私の好きな孤独 潮文庫

長田弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267023408
ISBN 10 : 4267023409
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

「孤独」はいまは、むしろのぞましくないもののようにとらえられやすい。けれども、本来はもっとずっと生き生きと積極的な意味だった―。音楽、珈琲、旅、酒、読書…。孤独を慈しみ味わうために必要な「小道具」をモチーフに、“言葉の魔術師”と呼ばれた詩人・長田弘が指南する明るく前向きな孤独との付きあい方。詩情豊かに紡がれた大人のためのエッセー集!

目次 : 1(ノンセンスの贈りもの/ 猫の名前/ ランドフスカ夫人 ほか)/ 2(夢/ 街の噂/ 街の秘密 ほか)/ 3(朝のカフェ/ ココアの香り/ 失くした帽子 ほか)

【著者紹介】
長田弘 : 詩人。1939年福島市に生まれる。63年早稲田大学第一文学部卒業。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。82年『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞、09年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル―』で毎日芸術賞受賞。著書多数。2015年5月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ユズル

    不思議な本だった。これはポエムなのか、散文なのか、エッセイなのか、物語なのか… どれも合っていて、どれとも違う。でも詩人というだけあって、ただただ、美しい日本語を書かれる人なのは分かった。

  • taraimo

    冒頭の『言葉の樹』に惹きつけられました。というのも、我が家の小さな庭の木が屋根を上回ることや枝が隣家にはみ出すことを気にしながらも、今夏の酷暑を木陰があって凌げたからかも。風にそよぐ葉同士の会話を聞いていると、枝を落とすのは晩秋かなと。大勢の人に助けられることと見失うことの狭間で、独りだから得られる気づきに憩います。私は異国の文化に乏しいけれど、旅のエピソードで、ウイスキー、ジャズ、歌手への想いなど、著者のこだわりやお洒落が覗きます。時計に囚われず過ごす時間、コーヒーを味わい読書できる空間は幸せだな。

  • NakaTaka

    詩人長田弘さんのエッセイ。海外の旅の思い出、児童書を含む本の紹介や日常のあれこれ。初版は1999年、昭和の思い出でもある。テーマは孤独?でも寂しさなど微塵もない。孤独は深く考えることができる。孤独を楽しもう。

  • ちゃちゃまる

    難しいことは書いてない。 詩と同じく、分かりやすくて読みやすい。 1人の時間、1人ぶんの沈黙、一杯のコーヒーと一冊の本。孤独を味わう大人の生き方が静かに描かれていて素敵な文章だった。人が成熟するためには孤独が必要なのだな。

  • ひなた*ぼっこ

    著者の詩がとても良いのでエッセイも読んでみたら、これもかなり良かった。難しい話を分かりやすく説明しててなるほどなーと思ったり、異国の素朴な食事の時間を大切にしていたり、素敵な御仁だな。

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