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海と私とメタンハイドレート -青山千春博士ができるまで-ワニブックスplus新書

青山千春

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847060632
ISBN 10 : 4847060636
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【内容】
建国以来初の自前資源、メタンハイドレート。日本国民の多くが期待を寄せるこの資源の、魚群探知機を使う安価にして確実な探査方法で日本の特許と諸国(アメリカ、オーストラリア、ロシア、中国、韓国)の特許を持つ青山千春博士。そして、彼女はその特許の使用料を1円たりとも取らない。祖国のための特許であり、自らの利益のための特許ではないのだ。
メタンハイドレート調査・研究のキーパーソンであり、国士でもある博士は、同時に青山繁晴氏の配偶者であり、二人の息子の母でもある。
船乗りを志し、門前払いの大学の中から、かすかに開いていた東京水産大学の門をこじ開けるなど、この国にある性、年齢などの様々な差別や障害としなやかに、そしてしたたかに戦ってきた彼女のピュアな道行は、やがてメタンハイドレートとの出会いにつながり、世の女性たちと祖国に勇気と元気をもたらす。
各章の最後にコラム「ガハハ、青山繁晴のできるまで」を、巻末には47ページと充実した、青山繁晴による「陸と男とニッポン航海記」を収録

【目次】
第1章 青山繁晴との出逢い
第2章 両親は音楽家
第3章 謎解き大好き
第4章 自分の夢をあきらめないお母さん
第5章 海と女とメタンハイドレート
陸と男とニッポン航海記(青山繁晴)


【著者プロフィール】
青山千春(あおやま ちはる)
1978(昭和53)年、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業(結婚後12年間育児に専念)。1997(平成9)年、東京水産大学大学院博士課程修了(水産学)。アジア航測株式会社総合研究所、株式会社三洋テクノマリンを経て、株式会社独立総合研究所取締役・自然科学部長。現在に至る。著書に『希望の現場 メタンハイドレート』(小社刊)。

青山繁晴(あおやま しげはる)
1952(昭和27)年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者、三菱総合研究所の研究員を経て、株式会社独立総合研究所を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。著書に、純文学の『平成』(文藝春秋刊)、ノンフィクションの『ぼくらの祖国』(扶桑社刊)、『救国』(PHP研究所刊)、共著に『アベノミクスが激論で解けた!』(小学館刊)『青山繁晴、反逆の名医と「日本の歯」を問う』『希望の現場 メタンハイドレート』(以上、小社刊)などがある。


【著者紹介】
青山千春 : 1978(昭和53)年、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業(結婚後12年間育児に専任)。1997(平成9)年、東京水産大学大学院博士課程修了(水産学)。アジア航測株式会社総合研究所、株式会社三洋テクノマリンを経て、株式会社独立総合研究所取締役・自然科学部長

青山繁晴 : 1952(昭和27)年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部中退。早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者、三菱総合研究所の研究員を経て、株式会社独立総合研究所を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gonta19

    2016/11/9 Amazonより届く。2017/1/26〜1/30お馴染み、青山繁晴氏の奥さん、青山千春さんの伝記っぽい内容。何度かテレビでお見かけして、真っ直ぐな人だな、と感じていたが、まさにその通りの人であった。文体も独特で、すごくストレートに物事を感じる人なんだな。青山繁晴氏のエピソードもたっぷりでなかなか楽しめた。

  • ひろき@巨人の肩

    Audiobookにて。青山千春さんの自叙伝。夫である青山繁晴さんの半生も分かり楽しく読めた。「南極大陸の地質調査をする為に航海士になる」という高校時代の志しを、結婚・出産・育児を経て34年越しに達成する。また、青山千春さんの夢に向けた行動が、メタンハイドレートという青山繁晴さんの独立科学研究所の原動力を導き出す。ご夫婦ともお手本となるような人生を体現していて凄い。

  • 姉勤

    ニッポン放送の「ザ・ボイス」のパーソナリティーとしての青山繁晴氏。その番組内の青山千春博士の紹介で、海の世界と言うガチガチな男社会を薙ぎ払ってきた女傑をイメージしていたが、本書を読んで人見知りなチャーミングな女性だったこと意外だった。でもその根底には、人のためにといいう一念。義侠心というべき利他の強い心が博士の実績を築いたものと思う。青山夫妻は、夫婦と云うか、戦友とか同志(もしくは義兄弟)のようである。やさしい文章は子どもたちに向けられたもの。すべての学校。たとえ日教組の強い学校にも置くべきだ。

  • Kentaro

    夫である青山繁晴の学生時代の支援を優先し、大学を休学し、その後、結婚、子育てで12年間のブランクを経て、大学に復学し、博士号も取得。海底調査の段階でメタンハイドレートの群映をとらえ、そこから安価で確実な探査方法を確立した。 海の世界、船の世界のみならず、今の日本の社会はまだまだ、男性中心になっているという。例えば東水大の入学試験では成績の上位順に合格させると女性が多くなってしまうので、性別による制限がされているとの噂があるそうです。大手の水産会社でも同じようで、女性の学力の高さははっきりしているようです。

  • 0717

    青山夫妻の半生記。千春さんが結婚や出産、子育てで道半ばの「船乗りになる」夢をあきらめず、努力の結果メタンハイドレートに行き着いたのは偶然というより必然だったのではと思われます。国益を背負うご夫妻の著作は今後も読み続けたいと思いました。

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