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むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575246568
ISBN 10 : 4575246565
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

一世を風靡したといっても過言ではない、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻、少し飽きてきたので、これで終了で好いかも知れません。オススメは、「女か、雀か、虎か」&「金太郎城殺人事件」です。 https://www.futabasha.co.jp/book/97845752465680000000

  • うっちー

    段々と昔ばなしが複雑化しました

  • ひさか

    小説推理2022年9月号こぶとり奇譚、11月号陰陽師,耳なし芳一に出会う。、2023年1月号女か,雀か,虎か、3月号三年安楽椅子太郎、5,6月号金太郎城殺人事件、の5つの連作短編を2023年8月双葉社から刊行。昔ばなしシリーズ3作目。昔話と謎解きが織り込まれたストーリー展開が楽しい。ラストは全ての話の関係者が一同に介する大掛かりな展開、かつ見事な結末に堪能しました。シリーズ1,2作を読むことにします。

  • タイ子

    毎度ながらあっぱれな昔ばなしアレンジ作品。こぶとりじいさん、耳なし芳一と陰陽師が同じ舞台に立つと霊もビックリ。舌切り雀のおばあさん、昔話でもエグいばあさんだったけどますますエグい。おかげでおじいさん、ループにハマった。三年寝太郎ならぬ安楽椅子太郎が面白い。本当の昔話はどうだっけ?と思ってしまったくらい上手くアレンジしてある。姥捨て山話まで出てきて、殺人事件の現場は昔話の主人公たち勢ぞろい。なるほど!最終巻ということで総括しましたか。人間の欲望丸出しの話、これが日本昔話。と、言ってしまっては身も蓋もないか。

  • はにこ

    今回も昔話のオマージュで殺人事件の話を作りあげて、独特な世界観を見せてくれた。ただ、元の話を忘れているので、覚えていたらもっと楽しめただろうなと思った。今回は桃花となえのキャラが良かった。特になえの方は、三年寝太郎、雪女、かさこ地蔵、金太郎など様々な物語のエッセンスが詰まっていてお見事だった。

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