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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

青柳碧人

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575242898
ISBN 10 : 4575242896
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

森の中のお菓子の家。走り抜けるカボチャの馬車。お城で、眠り続けるお姫さま。次から次へと起きる事件を赤ずきんがスッキリ解決!昔話ミステリ第二弾。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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赤ずきんがシュペンハーゲンへ向かう旅の途...

投稿日:2021/07/03 (土)

赤ずきんがシュペンハーゲンへ向かう旅の途中で、次々と事件に巻き込まれ、華麗な推理で解決していきます。赤ずきんの気持ちのよい性格と、頭のよさに引き込まれ、読みやすかったです。どの事件も動機や背景には人間の欲や、つらい境遇があります。童話をモチーフにしながらも、現代の問題が浮き上がるようです。

はれ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    「むかしむかしあるところに、〜」の西洋版だった。赤ずきんが行くところ、行くところで死体と出くわす、シュールなミステリー。全くの荒唐無稽なフィクションかと思ったら、語源ともなっっている「灰」cinderとEllaが合体して、シンデレラになったとか、謎解きの伏線が至る所に張り巡らせてあったりとか、仕掛けが凝っていて楽しめた。マッチ売りの少女の栄華と没落。これも、一瞬の夢か? と思わせるエンディングは余韻が残る好印象。

  • きみたけ

    著者は「むかしむかしあるところに、死体がありました」が2020年の本屋大賞ノミネート作となった青柳碧人氏。昔ばなしをモチーフにした殺人ミステリー小説と言った新しいテイストの本です。今回は「頭の切れる赤ずきんちゃん」が主人公で、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家、マッチ売りの少女などお馴染みのキャラクターが登場しますが、我々の知っている昔ばなしと設定が違うのがミソ。密室殺人あり、複線あり、大どんでん返しありでとても面白かったです。

  • しんごろ

    赤ずきん、コナン君ばりに事件を推理して解決していったね。赤ずきん、賢い子だね。しかし、メルヘンでなくてブラック。赤ずきんも含めて、私利私欲、欲望や野望だらけ。まあ、これが人間なんだねと思う。赤ずきんの決めゼリフ、すべての話でビシッと決めてほしかったけど、決めゼリフのない話もあり、そこは残念。ラストは原作に近づけたのか切なかった。

  • 麦ちゃんの下僕

    シリーズ第2弾は、“名探偵”赤ずきんが旅の途中で遭遇する様々な事件を解決する連作短編集。前作で度肝を抜かれた“発想力”に加え、今回は全体の“構成力”も優れていますね!僕のお気に入りは『ヘンゼルとグレーテル』を元にした「甘い密室の崩壊」…タイトルが実に秀逸ですし、オリジナルのストーリーを変更せずに新たな物語を生み出しているのも素晴らしいです!そして、最終章での『赤ずきん』&『マッチ売りの少女』のコラボは、もうお見事としか言えません!ただ、全体的にHな要素も…ますます子供には読ませられなくなりましたね(笑)

  • うっちー

    大人しか読んではいけない童話です

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