Books

言ってはいけない 残酷すぎる真実 新潮新書

Akira Tachibana

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106106637
ISBN 10 : 4106106639
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan

Content Description

この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない―だが、それらは絵空事だ。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、口に出せない、この不愉快な現実を直視せよ。

目次 : 1 努力は遺伝に勝てないのか(遺伝にまつわる語られざるタブー/ 「頭がよくなる」とはどういうことか―知能のタブー/ 知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人/ 進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか/ 反社会的人間はどのように生まれるか)/ 2 あまりに残酷な「美貌格差」(「見た目」で人生は決まる―容貌のタブー/ あまりに残酷な「美貌格差」/ 男女平等が妨げる「女性の幸福」について/ 結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実/ 女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?)/ 3 子育てや教育は子どもの成長に関係ない(わたしはどのように「わたし」になるのか/ 親子の語られざる真実/ 「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実)

【著者紹介】
橘玲 : 1959(昭和34)年生まれ。作家。小説『マネーロンダリング』『タックスヘイヴン』のほか、ノンフィクションも著し、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mitei

    すごく面白く読めた。それはみんながなんとなくそうだろうなと思いながらも、口に出すのが憚られるような話題だからだ。本書はそれをスカッと解説しているのが良かった。この本が新書大賞1位になるのも分かる。遺伝、人間社会、一夫一妻制など様々なテーマに切り込んでいるので、また読んでみようと思う。

  • ミカママ

    ずっと気になっていた作品であり、確かに興味をそそるようには書いてあるのだが。著者についてチラッと調べたら、科学者としての背景はないらしい。ご本人が「エビデンス」と言いきる各参考文献を読んだ方がよさそう。「遺伝」についてはわたしの年齢になるとつくづく感じる。最近聞いたので印象的なのは、「子どもの身長は父親から、IQは母親から」というもの。今作で驚いたのは、他の霊長類に比較したヒトの男性器の構造について。「何が⁉️」と思ったあなた、ぜひ今作読んでみて(笑)

  • 徒花

    まあまあかな。帯分はちょっとあおりすぎ。しかし、全体を通してとりあえず著者は冷静な物言いをしているし、断定的な言い方はせず、必要最低限のエビデンスを提示しているので、素直に読んでいけばそんなに反感は抱かないのではないかと思う。ただ、「どうがんばっても無駄かもしれない」という無力感にさいなまれるかもしれないが、そこは知らない。実際、現代社会の倫理観によってキチンと検証されないまま埋もれていく主張もあるわけで、そういうものを拾い上げてまとめたものと考えておけば問題ない。

  • 遥かなる想い

    2017年新書大賞受賞作。 前評判通りの不愉快な本だった。 不愉快なのは 著者の主張がわからないからなのかもしれない。 偏見・差別にも繋がりかねない社会的タブーに 本書は堂々と触れ、読者を惑わす。 貧富・人種・性別・美醜等の話題を取り上げ、 格差が広がる現代社会を 数字で列挙しながら 延々と説明を続けてくれる ..だが 正直 海外の紹介事例が多く 著者の主張が全く見えない という不満が残る ..断片的に 興味は引く内容はあるが、 読後感はあまり良くない..そんな印象の本だった。

  • ジンベエ親分

    うーん、多数の事実と少しの嘘と論理の飛躍によって、故意に扇情的な結論を引き出す典型的な似非科学本。例えば、オランウータンのレイプについてはこれを報告した学者の原著を読んでいるが、彼はその中で非常に慎重に考察し、「これをもって人間のレイプ行為を正当化するようなことがあってはならない」とまで書いている。まさにそれをこの著者はやっている。挙げ句の果てに、「暴力的に関係を迫られた証拠が身体に残っている方が、レイプされた女性の精神的苦痛が少ないことがわかっている」などととんでもないことを言い出す。その統計を見せろ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items