CD

Beethoven: Symphony No.5 & Brahms: Violin Concerto

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE14055
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

『EMIクラシックス・ベスト100』シリーズ
ベートーヴェン:『運命』、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ラトル&ウィーン・フィル、チョン・キョンファ

21世紀を代表するスターの競演。現代を代表する指揮者、ラトルらしい実にスリリングな『運命』を聴くことができます。加えてブラームスの協奏曲では、激情的ともいえるほど音楽に没入するチョンのヴァイオリンに対し、冷静に裏方に徹するラトルの伴奏が見事な対比を見せます。レコード芸術特選盤。(EMI)

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67『運命』
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
 チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)
 録音:2000年(デジタル、『運命』はライヴ録音)

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 ベートーヴェンの交響曲の方はあまり好き...

投稿日:2013/04/20 (土)

 ベートーヴェンの交響曲の方はあまり好きになれず聴く回数は多くない。ブラームスの協奏曲の方だけ聴く機会が多い。ベートーヴェンが星三つでブラームスが五つ。平均して星四つとする。   ブラームスの協奏曲の聴きものはやはりチョン・キョンファ。ウィーン・フィル(とラトル)のバックもソロをひきたててくれている。チョン・キョンファの節まわしは独特なものがある。たっぷり歌うので聴いていて気持ちが良い。この録音の前後にチョン・ミュンフンと日本で同曲を共演した放送の録画は今でも大事に観ている。その時の迫力と歌い方の方が気に入っているがこのCDにそれを求めることはできない。それでもやはり彼女の演奏に聴き惚れてしまう。とくに第一楽章のカデンツァから終わりにかけての部分。(あくまで個人的な感覚だが)ヴァイオリンが木の箱の中で音が創られる楽器であることを実感できる響きとせかせかしない演奏が好きだ。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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運命もオーソドックスな中に仕掛けのある演...

投稿日:2013/01/24 (木)

運命もオーソドックスな中に仕掛けのある演奏(全集があるのでモロダブリだ…涙)だが、やはり聴くべきはブラームスの協奏曲だ。チョン・キョンファらしい没入が聴かれ、興奮させられる。フレージングの隅々まで細かく表情付けがなされ、しかも熱い感情に裏打ちされている。ヌヴーやイダ・ヘンデル、オークレール、デヴィートら熱い女流の名演の系譜に連なるものといって過言ではないと思う。彼女はブラームスは年齢を経てから録音するといっていたそうだが、逆にむしろもっと尖っていた若い頃に録音したほうがさらに良い出来となったのではないだろうか。そうした点では、スマートなラトルが共演者というのは一抹の違和感を抱くところだ。弟のミョンフンとの共演もライヴで聴いたことがあるが、このCDなど問題にならぬ、思わず感涙するほど壮絶な演奏であった。レコードとは後世に残るものだから、ビッグネーム、ブランドを重視する商魂よりも、どのアーティスト同士を組み合わせれば、至高の化学反応を起こすか、という芸術至上主義の視点が第一だ。いまの音楽資本にはそれが欠けているとしか思えないのが残念だ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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2000年ライブ録音の「運命」交響曲はラトル...

投稿日:2010/07/15 (木)

2000年ライブ録音の「運命」交響曲はラトル(当時45歳)の挑戦的な表現が新鮮に聞こえ中々の出来かと思います。早めにスタートする第1楽章、アッサリ味と思いきやいろいろ仕掛けて準主題の歌わせ節が意表をつきます。大きく波を背景にあしらってロマン主義的な処も。前のめり気味に進めテインパニーの区切り扱いやコーダに向け次第に高まってスリリングなこの楽章を閉じます。ピチカートをやや鮮明にして現代的な第2楽章、そして中間部特に刺激的・挑発的な第3楽章。反復を含んだ最終楽章ではアクセントをつけエネルギーを発散させて行くのですがややはしゃぎ過ぎる感じもします、しかしライブだし何でもない箇所でも耳新しい表しがあり他の演奏では聴こえない音が次から次へ。鋭く突き進みそして最後は厚みをつけて〆へ。演奏タイムとしては@7’21A9’04B4’50C10’27と後年交響曲全集に組み込まれる2002年(やはりVPO)のタイム@7’24A9’07B4’48C10’39とほぼ同じ。とにかくラトルの古楽器奏法を梃子にした主張を聴きましょう。やはり2000年録音のチョン・キョンファの弾くブラームスV協奏曲・・・演奏タイムは@23’29A9’18B8’34・・・若干バックと温度差もないわけではありませんが第1楽章からのめり込む彼女のスタイルは若い頃とそのまま。カデンツァもたっぷり。両者最後にらみ合う様に、少し決め粗いバックは刻んで終わります。美しく繊細な第2楽章の冴えは彼女の特徴。最終楽章も堂々たる演奏です。ラトル率いるバックでもう少し面白さを期待はしましたが・・・。出た当時話題になった素晴らしいランクの本盤です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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