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Beethoven Symphony No.5, Chopin Piano Concerto No.2, Martinu : Rafael Kubelik / Paris Conservatory Orchestra, Clara Haskil(P)(1960 Stereo)(2CD)

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALT394
Number of Discs
:
2
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


クーベリック×パリ音楽院、鮮烈ステレオ・ライヴ!
現代曲・協奏曲・古典の三つ巴、すべて最高水準で堪能!


INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からまたまた驚くべきものが出てきました。クーベリックとパリ音楽院管の貴重な共演録音、しかも頗る良好なステレオ録音です! 1日の演奏会をまるまる収録した内容となっており、隙のないプログラムであらゆるクーベリックの素晴らしさが堪能できます。
 マルチヌーの『ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画』は、献呈されたクーベリック自身の手により1956年に初演された作品で、いわばクーベリックの「持ち現代曲」です。これがまあカッコイイ! 細かく幾層にも音が織り込まれ、弦はソロの集積となり、無調のカオスが展開されたと思いきや、調性の歌が爆発的に出てくる! 急激に空が晴れ渡り光が差し込むようなドキッとするサウンドです。ハスキルを迎えたショパンの協奏曲第2番は他レーベルで出ていたことがありますが、おそらくステレオでは今回が初出ではないでしょうか。美しいタッチと深みのある音楽性が素晴らしい名演。終楽章の絶妙に素敵な間の取り方はハスキルの独壇場です。最後の『運命』はまったく余計なものの無い正統派演奏。強靭な推進力にあふれ、怒涛の盛り上がりを見せます。オーケストラの音色感がはっきり出ていて、特に管楽器が色彩豊かなのも特徴です。フィナーレのトランペットも艶やかで、重厚な名演にして色合い華やか。3曲それぞれの大胆な個性が三つ巴となって迫り来る世紀の名演!(販売元情報)

【収録情報】
Disc1

1. マルチヌー:ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画 H.352
2. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21

Disc2
3. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

 クララ・ハスキル(ピアノ:2)
 パリ音楽院管弦楽団
 ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音時期:1960年1月31日
 録音場所:パリ、シャンゼリゼ劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 音源提供:INA(フランス国立視聴覚研究所)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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 さすがに、ラファエル・クーベリックです...

投稿日:2018/12/24 (月)

 さすがに、ラファエル・クーベリックです。安心して聴ける。非常に安定感のある演奏でした。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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このところINAからは素晴らしい音源が続々...

投稿日:2018/11/06 (火)

このところINAからは素晴らしい音源が続々と発掘されてきた。これもそのひとつ。1960年のステレオライブという非常に珍しい音源である。演奏内容も期待に違わぬ名演奏である。殊にマルティヌー。オーケストラも非常に自発性をもって演奏しており、且つ極めて情熱的に演奏されている。ショパンも「さすがハスキル」というべき演奏だ。これほど伸びやかな歌心に満ちた独奏は滅多に聴けるものではない。但し、録音に少々難がある。オケはよく録れているのだがピアノは低音が響きすぎて、高音のきらびやかさが今一つ収録できていない。ベートーヴェンは一時代前の典型的演奏で、一見何の変哲もないように聴こえるが、聴きすすむにつれて「腰の据わった」充実感を味わうことができる。ドイツオケの「緻密な合奏」ではなく、各パートが「争うように」先に行こうと弾いており、それをクーベリックが「格闘しながら(もともと、器用なバトンテクニックではない人だった)」手綱を引き締めている様子が手に取るようにわかる。演奏会場での一期一会の体験であれば「最高の感動」味わえたであろうと思う。演奏は文句なく星5つに相当するが、ショパンのピアノの録音の故に遺憾だが「星4つ」とさせてもらった。

Y.A さん | 兵庫県 | 不明

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1960年ライヴでしかもステレオと ちょっと...

投稿日:2018/10/28 (日)

1960年ライヴでしかもステレオと ちょっと信じられないような宝物が出てきた クーベリックとパリ音楽院O.のコンサートをそのまま二枚のCDに移したものらしい 冒頭マルティヌーの”〜フレスコ画”は面白い曲であり大変な熱演だ 先ずはクーベリックの祖国ものでご挨拶といったところか 続くコンチェルト部はハスキルのソロでショパンの第2 こんなに歌うショパンを初めて聴いた ピアノの流麗な歌と豊かな響きに劇場の空気が入れ替わった ハスキルの凄さを知らなかったことを恥じた 最後はベートーヴェンの第5シンフォニー パリ音楽院O.は創立当初からベートーヴェンを得意としている ここにオーケストラの個性が顕になって頗る面白い 音色の特異性は言うまでもない ヴィブラートが加わって面妖な雰囲気さえ醸す パリ人は日本やドイツのように整列行進は苦手だ アンサンブルでは嗾しかけ気味に突っ込んでくる楽器やパートがトリッキーな推進力になる 何より驚くことは演奏時間だ 当今のピリオド楽団より短い 速すぎると言われるオリジナルのテンポすら凌駕している クーベリックには興味が尽きない あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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