SACD

Complete String Quartets : Suske Quartet (3SACD)(Single Layer)

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC4312
Number of Discs
:
3
Format
:
SACD

Product Description


「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」
エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音!
第2弾はドイツ正統派の名演奏として定評のあるズスケ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集


全盛期のエテルナのオリジナル・アナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、マスターテープから新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルの新シリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」第2弾は、ズスケ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。引き続き企画監修には、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた「仕掛け人」でもある高荷洋一氏を招き、最大限アナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、徳間より受け継ぎ、キングレコードに保管されているマスターテープからSACD用に通常の3倍の時間をかけマスタリングを行いました。
 1967年7月にスタートしたズスケ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音は徳間の要請により実現しました。完結したのは1980年1月。当時、徳間ジャパンのプロデューサーであった清 勝也氏から全曲録音の打診があった際に、カール・ズスケは「10年待ってくれますか」と謙虚に答えたといいますが、まさに言葉通り満を持して完成されました。ドイツ正統派の奥深いベートーヴェン演奏を堪能するとともに、最良の指標であるオリジナルLP盤の音を念頭にカッティング技師の作業を追体験するようなSACDマスタリングを施し、ETERNAのオリジナルLPのクオリティを楽しむことができるセットです。またSACDシングルレイヤーの長時間収録の利点を生かし、CDだと7枚組にもなる8時間超の全集を3枚のSACDにまとめました。
 解説書には、ズスケ四重奏団の複雑な呼称の変遷など詳細に記されており、今まであまり語られることのなかったエテルナレーベルの歴史および販売史、さらに録音会場解説などエテルナレーベルの詳細情報を集約したエテルナ読本ともいえる解説書は必読です。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集


Disc1
● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1(録音時期:1978年1月31日〜2月3日)
● 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2(録音時期:1976年11月2-6日)
● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3(録音時期:1976年10月4,5日)
● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4(録音時期:1976年10月)
● 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5(録音時期:1976年12月)
● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6(録音時期:1977年3月)

Disc2
● 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』(録音時期:1967年7月)
● 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』(録音時期:1968年7月)
● 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』(録音時期:1967年7月)
● 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』(録音時期:1975年5月)
● 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』(録音時期:1975年7月)
● 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127(録音時期:1978年1月31日〜2月3日)

Disc3
● 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130(録音時期:1979年5月28日〜6月1日)
● 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131(録音時期:1980年1月14-18日)
● 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132(録音時期:1977年4月、5月)
● 大フーガ 変ロ長調 Op.133(録音時期:1979年7月)
● 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135(録音時期:1978年1月、2月)

 ズスケ四重奏団
  カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
  クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
  カール・ハインツ・ドムス(ヴィオラ)
  マティアス・プフェンダー(チェロ)

 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer

 国内プレス
 日本語帯・解説付き
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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以下は、SACDシングルレイヤー盤のレヴュー...

投稿日:2023/01/25 (水)

以下は、SACDシングルレイヤー盤のレヴューです。かつてLPで出ていたころからの愛聴盤が理想的な音響で蘇り新たな感銘を受けました。LP時代を彷彿させるデジタル臭のない自然な音響・音場、またSACDシングルレイヤーの膨大な容量を、音響のみならず、初期・中期・後期の3セットをそれぞれ1枚づつに収録するという、ありそうでなかったパッケージングのほうにも活かしたこの新セットには目から鱗です。中期の全曲を届いた日にまず一気に聴いてしまいました。ブタペスト、ジュリアード、スメタナ、アルバンベルク、ラ・サール(後期のみ)と聴いて、若手の、それこそ腕っこきの正確無比のアンサンブルのベートヴェンも枚挙に暇がないくらい聴いてきましたが、結局私にとってのベートヴェンの16曲の原点はこの旧東独のいぶし銀のアンサンブル、かつて「ベルリン四重奏団」と不思議な表記をされていたカール・ズースケ率いるこの四重奏団によるものです。一曲一曲語りだしたらキリがありませんが、今まさに聴いております作品95における、まさに知・情・意のバランスのとれた姿など、あたかも瓶詰めから齢30年ほども隔てたボルドーワイン、それも特一級畑のラトゥールかムートンか、はたまたマルゴーか、といった完璧さです。突出している要素が皆無。円満なバランスの一言。素晴らしい。他アンサンブルに時として惹かれることがあっても、やはり戻ってくるのはここ。いいなあ。

John Cleese さん | 静岡県 | 不明

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予約を見つけたとき、うれしくて小躍りした...

投稿日:2023/01/24 (火)

予約を見つけたとき、うれしくて小躍りした。そして、ついに落掌。SACDシングルレイヤーによる望みうる最良の再生音では緻密でなめらか、アナログっぽいというか暖かい。すーっと尾を引き消えてゆく残響がなんとも心地よく、つい耳をそばだててしまう。分解能が高くなっているのだろう、それもあって演奏がいちだんと魅力を増していることはまちがいない。ズスケとメンバーが奏でる美しく清潔な音は、あるときは艶やかでたおやかに、またあるときは力強く激しく、またあるときはさびしく悲しく、聴き手にせまってくる。徳間の従来盤でこれまで音に不満を感じたことはなかったけれど、アナログレコードの音をめざしたというリマスタリングをほどこした本盤と聴きくらべると、従来盤はあきらかに大味で雑味が感じられる。CDの登場以降、アナログレコードは聴いていないので音の記憶はないけれど、愛聴する真空管アンプから出てくる本盤の音は、熟成したまさに馥郁たるワインの豊かな味わいやコクとでもいったらいいだろうか、飲みはじめたら、いや聴きはじめたら止まらない、もう虜だ。異次元の音によるズスケ四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲全集の決定版である。

大沢夏男 さん | 兵庫県 | 不明

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LPセットを持っているのだが、比較のため...

投稿日:2014/09/30 (火)

LPセットを持っているのだが、比較のため、また今後のことも考えて買ってしまった。LPの方が柔らかくレンジも広く感じる。ゲヴァントハウス四重奏団のセットと比較すると、やはりズスケ四重奏団の方が好みかな。きっちりとしていて、緊張感もこちらの方があるように思える。また、録音場所とエンジニアが同じなので音にも統一感がある。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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