Books

英国クリスマス幽霊譚傑作集 創元推理文庫

Charles Dickens

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488584061
ISBN 10 : 4488584063
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヴィクトリア朝期に『クリスマス・キャロル』がベストセラーとなって以降、定番となった聖夜怪談。幽霊をこよなく愛するイギリスで生まれた佳品を、数々の怪奇幻想小説を紹介する翻訳家が精選する。陰鬱な田舎で休暇を過ごすことになった男が老朽船で体験する恐怖の一夜「幽霊廃船のクリスマス・イヴ」など、知られざる傑作から愛すべき怪作まで、13篇中12篇を本邦初訳で贈る。

【著者紹介】
夏来健次 : 1954年新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織

    イギリスではクリスマスには怪談、だそうで ヴィクトリア朝の短編怪談集。 冒頭、ディケンズ”クリスマス・ツリー”いいですね。重厚な感じ。どちらかと言うと詩。  リデル夫人”胡桃屋敷の幽霊”もいいな。悲しい中にも救いがある。 

  • HANA

    クリスマスを舞台にした怪談アンソロジー。タイトルにあるように、幽霊が出現する古典的な英国怪談が揃っている。基本的に英国怪談らしく呪われた屋敷、そこに出現するのは因縁ある幽霊といった大筋が共通しているものが多いのだが、そこに如何にして捻りを加えるかという話になっているなあ。白眉は何と言ってもディケンズの「クリスマス・ツリー」。クリスマスツリーの飾りから呼び起こされる記憶を語っているのだが、ノスタルジアと幻想が見事にマッチして好きな人には堪らない作品となっている。聖夜と幽霊の雰囲気に満ちた一冊面白かったです。

  • ★Masako★

    ★★★✰︎☆ クリスマスの時期を含めた冬に起きた幽霊怪奇譚を13篇収録。1話目のディケンズの作品はツリーに関するエッセイ風の物語で、思っていたのとは違い不安を覚えたが、2作目以降は真っ当な幽霊譚。どれもヴィクトリア朝期の作品なので古めかしく突っ込みどころもあるが、その時代やゴシック調の雰囲気を感じるのには良いかも♪好みは子供の幽霊が出る屋敷の話でラストにほっこりする「胡桃邸の幽霊」、ミステリ風でラストにニヤリとした「青い部屋」。ちなみに13篇中12篇は、本邦初訳♪

  • 翠埜もぐら

    そっかー、英国で幽霊話がクリスマスの定番になったのって、ディケンズの「クリスマス・キャロル」からなんだ。納得。と言うことで読み易い短編でのクリスマス幽霊集。時代的、時期的にあまりグロい話はないのですが、それなりに幽霊話でした。フランク・カーバーの「幽霊廃船のクリスマス・イブ」は主人公が恐怖に怯える場所が鼻をつままれてもわからないくらい真っ暗という珍しいシチュエーション。音と気配だけで怖がらせるなんてさすがです。でも汚水に落ちるのは嫌だなぁ。船にまつわる因縁がほぼ判らないと言うのも好きな終わりかたですね。

  • 星落秋風五丈原

    ジェイムズ・ヘイン・フリスウェル「死者の怪談The Dead Man's Story」 伝聞スタイル。診療に行った先の女性が超絶美人で、医師は一目ぼれ。だが医師はあっという間に死んでしまった。悪魔が善意をもって彼を生き返らせ、彼女の開く舞踏会に連れていってくれたのだ。そんなうまい話があるか。ありません。彼が知った衝撃の事実とは。この話、よく人が消えます。アメリア・B・エドワーズ「わが兄の幽霊譚My Brother's Ghost Story」語り手の兄の体験談という伝聞スタイル。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items