CD

Piano Concerto, 2, Etc: Rubinstein(P)Czyz / Lodz Po +beethoven: Concerto, 5, (1975)

Chopin (1810-1849)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
XNIFCCD155
Number of Discs
:
2
Format
:
CD

Product Description


日本語解説付き
ルービンシュタイン、祖国でのラスト・コンサート!
1975年ウッチでのショパン&ベートーヴェン!


ポーランド中央部に位置する都市ウッチでユダヤ人の家庭に生まれ、ポーランド、そして20世紀を代表するピアニストのひとりとして音楽史に大きな足跡を残すアルトゥール・ルービンシュタイン[1887-1982]。
 80年にも及ぶキャリアを築いた後、飛蚊症を原因とする視力悪化により1976年に引退したルービンシュタインでしたが、その前年の1975年5月30日に生まれ故郷であるポーランドのウッチにおいて、同地のウッチ・フィルハーモニー管弦楽団(現アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団)との共演で自身のポーランドにおける「最後」のコンサートに臨んでいました。
 今回、ルービンシュタインの家族であるエヴァ、アリーナ、そしてジョンから許諾を得て、このウッチ、そしてポーランドでのルービンシュタインの最後のコンサートの演奏が「NIFC(Chopin Institute/Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)」からリリースされることになりました!
 ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団の創立60周年記念のコンサートにソリストとして招かれたルービンシュタインは、ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調とベートーヴェンの『皇帝』を披露。そのキャリアの最晩年において故郷に錦を飾ると共に、その存在の偉大さを改めてポーランド内外に示す記念碑的なコンサートとなりました。
 ポーランドにおけるルービンシュタインの最後の共演オーケストラとなったウッチ・フィルハーモニー管弦楽団(現アルトゥール・ルービンシュタイン・フィル)は2015年に創立100周年を迎え、ワルシャワ・フィルに次ぐ同国における2番目の常設オーケストラでもある由緒ある楽団。また、ルービンシュタインの故郷ウッチも、第二次世界大戦でワルシャワが壊滅的な被害を受けた際、ワルシャワ再建が始まる1948年までは事実上の首都としての役割を担ったことでも知られています。

※本録音はフィジカル製品(当CD)としての発売のみとなり、現時点ではストリーミングなどのデジタル・プラットフォームでの配信予定はございません。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
3. ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53『英雄』

 アルトゥール・ルービンシュタイン
(ピアノ)
 ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
 ヘンリク・チシ(指揮:1,2)

 録音時期:1975年5月30日
 録音場所:ポーランド、ウッチ、ウッチ・フィルハーモニック(ライヴ)
 レコーディング・スーパーヴィジョン:ポーランド放送(Polskie Radio)
 マスタリング:ヨアンナ・ポポヴィチ

 国内仕様盤(解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き)
 解説日本語訳:生塩昭彦

Customer Reviews

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ルービンシュタイン最晩年の『皇帝』ライヴ...

投稿日:2024/06/02 (日)

ルービンシュタイン最晩年の『皇帝』ライヴが登場。バレンボイム盤とほぼ同時期ということで発売前からワクワクしっぱなしだった。 ピアノに関する限り、融通無碍というか解脱の境地というか… バレンボイム盤がスタジオ録音マジックではないことが確認できた。本当に素晴らしい。 ただ、如何せん、オケがこの最晩年のルービンシュタインを支えるにはいささか貧弱… 指揮者も国際的には無名で、ただし同郷の晩年のルービンシュタインは評価していたとのことでなかなか健闘はしているものの、録音の加減もあるかもしれないがルービンシュタインがステレオのスタジオ録音で『皇帝』を共演した3種のオケ伴奏に比べるとちょっとなー、というのが正直な感想。 それでも、晩年のルービンシュタインの『皇帝』観が一貫したものであり、実際に自家薬籠中の物としていたのを確認できただけでも貴重な録音だと思う。

ひばりの舌 さん | 愛知県 | 不明

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ルービンシュタインは、たしかこの年来日す...

投稿日:2024/05/21 (火)

ルービンシュタインは、たしかこの年来日するはずだったが、帯状疱疹で来日中止。その後眼疾ですぐ引退となり日本の地を踏まずに終わってしまった。後のホロヴィッツの五万円コンサート以上に行きたかったのだが、そんな思い入れを持って聴く。録音はショパンについては残響より指向性重視の昔のロンドン(デッカ)みたいな録音。後は残響感は増すがピアノが真ん中に沈み込む感じ。同じ日の録音なのに…とも思うが、多少粉っぽい感じもあるものの、音の肉厚感は感じられ、この時期としてはまずまず。オーマンディーとのショパン、バレンボイムのベートーヴェン以上に気力を感じながらも、非常に丁寧に弾いている感がある。ちょっとピンと座り直して聴かなければという感じの演奏である。拍手をはしょれば一枚で収まりそうだが、各曲一分ずつ入ってフェードアウトなので二枚組。二枚にするならもうちょっと最後まで入れてくれてもという感じはある。装丁はちょっとがさばるが、写真満載72ページ豪華ブックレット付。

ぬぬぬ さん | 不明 | 不明

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