New Items Available

Classical Collection (Brass and Wind Ensemble) Review List

Classical Collection (Brass and Wind Ensemble) | Review List | HMV&BOOKS online is a world class entertainment website which provides CD, DVD, Blu-ray, Games and Goods, Books, Comics and Magazines. Ponta Point available for both sites! Special campaigns and limited novelty with multiple payment & delivery options for our customer’s satisfaction!

Customer Reviews

927Reviews
Sort by.: New Arrivals| Order by Empathy Score| Higher Reviews
  • オランダのミラサウンドは吹奏楽のCDをたくさん発売し...

    Posted Date:2024/06/03

    オランダのミラサウンドは吹奏楽のCDをたくさん発売していたが、これもその1つ。 22曲の軍楽行進曲を集めたアルバムです。 本CDの音源はミラサウンドが今までに発売したCDより取られたものが多く、特にサリュート・フロムシリーズからの抜粋が多いです。 ただ、レックス・ヴァン・ディーペン指揮、オランダ王立空軍軍楽隊の演奏はこのCD以外では見かけません。 初出でしょうか? 演奏者はポーランド陸軍中央軍楽隊、ウクライナ陸軍中央軍楽隊、ルーマニア国防軍中央軍楽隊、サンクトペテルブルク海軍本部軍楽隊といった旧東側の団体、オランダ王立空軍軍楽隊、オランダ王立海軍軍楽隊、オランダ王立陸軍軍楽隊、イギリス近衛兵合同軍楽隊、ベルリン警察音楽隊等。 いずれの団体のそれぞれ特徴のある演奏を繰り広げており、その大多数が自国の行進曲ということもあり、演奏そのものはさすが軍楽隊、行進曲はお手の物と言えるでしょう。 録音は録音時期が数年にわたり録音されているので、統一感にはかけます。 最後に収録曲です。 1.祝祭ファンファーレ・タトゥー(ラインスコーテン) 2.ユーロビジョン行進曲(ホランド) 3.ベルギー第1近衛連隊行進曲(ベンダー) 4.サンクトペテルブルク行進曲(作者不明) 5.HRHケンブリッジ公(アーノルド) 6.ロレーヌ行進曲(ガンヌ) 7.スラヴの皇帝(フチーク) 8.軍楽隊の響き(アルデレヌ) 9.ベルリンの風(リンケ) 10.オランダ王立空軍分列行進曲(バンデル) 11.ヨゼフ・ポニャトフスキー行進曲(ドブロゼンスキー) 12.ザポロスキー行進曲(モロゾフ) 13.オランダ王立海軍分列行進曲(ハーゼルベック) 14.サンクトペテルブルク万歳(ブロン) 15.ワシントン・ポスト(スーザ) 16.旧友(タイケ) 17.ベルギー国家警察行進曲(プレヴォー) 18.ヴィクトリア行進曲(パイウ) 19.エスカドラ行進曲(ランドヴィスキー) 20.カリンカの記念碑(サペリェンコ) 21.サンブルミューズ連隊からのリフレイン(プレヴォー) 22.ネーデルランド讃歌とタトゥー(ラロ) 演奏 J.P.ラロ指揮、オランダ王立海軍軍楽隊 1、13、22 ピーター・ヤンセン指揮、オランダ王立陸軍軍楽隊 2、7 ノイベール・ノジー指揮、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団 3、17、21 アレクセイ・カラバノフ指揮、サンクトペテルブルク海軍本部軍楽隊 4、14 ロドニー・パーカー指揮、イギリス近衛兵合同軍楽隊 5 C.M.A.ソリーン指揮、フランス海兵隊中央軍楽隊 6 C.コマン指揮、ルーマニア国防軍中央軍楽隊 8、18 ペーター・フィーゲル指揮、ベルリン警察音楽隊 9 レックス・ヴァン・ディーペン指揮、オランダ王立空軍軍楽隊 10、16 グジェゴシュ・ミエリマカ指揮、ポーランド陸軍中央軍楽隊 11、19 ヴァシリー・グリュコ指揮、ウクライナ陸軍中央軍楽隊 12、20 フランソワ・デ・リデル指揮、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団 15

    レインボー .

    1
  • 1.KLM行進曲(スコーテンマイヤー) 2.オランダ海軍...

    Posted Date:2024/05/20

    1.KLM行進曲(スコーテンマイヤー) 2.オランダ海軍の歴史(ペンデルス) 3-6.オランダ組曲(ラインスコーテン) 7.メディチ(ヴィヒェルス) 8.ピート・ハイン狂詩曲(ヴァン・アンルーイ) 9.オランダ交響曲(アンドリーセン) 10.オランダ陸軍行進曲(レーヴェン) 11.オランダ序曲(ハウバスト) 12.低地からの狂詩曲(ラインスコーテン) 13.フットボール王(スコーテンマイヤー) 14.オランダ国歌 演奏団体 オランダ王立陸軍軍楽隊 1、7、10、11 オランダ王立海軍軍楽隊 2、8 メロマン・アンサンブル 3、4、5、6 アムステルダム・ウィンド・オーケストラ 9 ナショナル・ユース・ウィンド・オーケストラ 12 オランダ王立空軍軍楽隊 13 指揮 ピーター・ヤンセン 1 アンネ・ポーツムス 7 ヤン・ヴァン・オッセンブリュゲン 10 トム・ベークマン 11 ヤープ・コープス 2、8 ハンス・ラメルス 3-6 ハインツ・フリーセン 9 ヤン・コーベル 12 レックス・ヴァン・ディーペン 13 ミラサウンドが発売していたsalute fromシリーズは世界の吹奏楽団を紹介していくもので、その吹奏楽団ゆかりの作品や、その国の吹奏楽作品が収録された貴重なものでした。 基本的に新録でしたが、ミラサウンドお膝元の本CDは、新規録音ではなく同じオランダの楽譜出版社、モレナールが自社の楽譜の参考演奏として録音されたものが大半を占めます。 これらの音源はモレナールではすでに廃盤になっているので貴重と言えます。 演奏陣はオランダの名門吹奏楽団。 いつも高い水準の演奏を聞かせてくれる、フリーセンとアムステルダム・ウィンド・オーケストラ、そしてオランダを代表する3大軍楽隊。 オランダ王立陸軍軍楽隊はポーツムス楽長やオッセンブリュゲン楽長、ヤンセン楽長時代までの録音を収録、行進曲ということもあり演奏は文句なし。 コープス少佐率いるオランダ王立海軍軍楽隊は、海軍関連の楽曲を取り入れた吹奏楽オリジナル。 ピート・ハイン狂詩曲はオランダ海軍分列行進曲のトリオで流れるシルバー・フリートの歌を使った作品であり面白い。 演奏はさすがオランダの至宝と言われるだけあります。 オランダ王立空軍軍楽隊の音源、これは他では見ないので初出でしょうか? スコーテンマイヤーの名行進曲、フットボール王を軽快に演奏しています。 収録曲最後の国歌は演奏者の記載はありません。 しかし吹奏楽編成であることや、サウンドからオランダ王立海軍軍楽隊の演奏ではないかと思われます。 録音年はバラバラだと思われますが、上手いこと編集されており聴きやすい。

    レインボー .

    1
  • 1.旧友(タイケ) 2.ノルウェー舞曲第2番(グリーグ...

    Posted Date:2024/04/18

    1.旧友(タイケ) 2.ノルウェー舞曲第2番(グリーグ) 3.白鳥(サン=サーンス) 4.ホルン協奏曲第1番第1楽章(モーツァルト) 5.ラデツキー行進曲(シュトラウス1世) 6.管弦楽のための木挽歌(小山清茂) 7.ピアノ五重奏「ます」より第4楽章(シューベルト) 8.歌劇『カルメン』前奏曲(ビゼー) 9.剣の舞(ハチャトゥリアン) 10.組曲『道化師』(カバレフスキー) 11.交響曲第9番より第4楽章(ドヴォルザーク) 演奏 東京吹奏楽団 1、5 十束尚宏指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団 2、6、10 勝田聡一(チェロ)勝山尚美・加藤伸佳(ピアノ)3 山岸博(ホルン)早川正昭指揮、新ヴィヴァルディ合奏団 4 植田克巳(ピアノ)影山誠治(ヴァイオリン)百武由紀(ヴィオラ)田中雅弘(チェロ)今村晃(コントラバス) 7 ヘンリー・アドルフ指揮、ロンドン祝祭管弦楽団 8 ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ 9 リボール・ペシェック指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 11 以上が収録曲。 バンダイ・ミュージックが発売した小学生向きのCD。 選曲は聴きやすく有名所に、文部省小学校学習指導要領による鑑賞教材曲を収録しています。 もちろん、本来の対象である小学生に聴かせても良いのですが、いわゆるクラシック・ファンがこのCDを聴いてもいけます。 というのも上の演奏者を見れば分かる様に、邦人演奏家による演奏が含まれており、いずれも他では見かけない珍しい音源です。 モーツァルトのホルン協奏曲や管弦楽のための木挽歌等、中々の演奏ですし、カバレフスキーの道化師がギャロップだけではなく、組曲で日本のオケが演奏しているというのも中々に珍しいでしょう。 その一方、カルメンのアドルフの様にピルツ系と言われる音源や、剣の舞のロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの様に詳細不明の演奏者の音源も収録されています。 録音はデジタルかアナログは不明ですが、問題なく聴けると思います。

    レインボー .

    1
  • イギリスのレーベル、ポリフォニックの人気シリーズ、...

    Posted Date:2023/12/10

    イギリスのレーベル、ポリフォニックの人気シリーズ、グレート・ブリティッシュ・フォー・ミュージック・ウィンド・バンドシリーズの8枚目になります。 演奏はジェームズ・ガーレイ指揮、王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ。 現在このシリーズは、王立ノーザン音楽大学が演奏を担当しているが本格的にシリーズに登場するのはこの8枚目から。 ヴィルフレッド・ジョセフスと、ナイジェル・クラークが1曲ずつ、マーティン・エレビーが3曲収録されています。 ジョセフスはマイナーな作曲家ですが、クラーク、エレビーは吹奏楽をやっている人にはよく知られています。 めちゃくちゃ強い個性のある演奏ではありませんが、ドリームスケープス冒頭の柔らかなサウンドや端正な解釈は聴くに充分と言えるでしょう。 またユーフォニアム協奏曲ではスティーブン・ミードが参加しており、卓越した技術のユーフォニアムを聴かせてくれます。 2002年9月、王立ノーザン音楽大学にて録音。 音質は良好です。

    レインボー .

    1
  • 東芝EMIが1990年代に国内外の吹奏楽を起用し録音した...

    Posted Date:2023/11/29

    東芝EMIが1990年代に国内外の吹奏楽を起用し録音した音源から、スペインの作曲家、アルベニスとファリャの作品を収録したものです。 この新・吹奏楽名曲コレクション・ウィンド・スタンダーズシリーズは、観賞用以外に吹奏楽を演奏する演奏者側への模範的音源の意味合いもあり、現在入手出来るかはともかく、出版された譜面を使い、ライナーには使用譜と楽譜の番号まで書かれているというなかなか手の入った作り。 最初の収録曲はファリャのバレエ組曲『恋は魔術師』で、星出尚志編曲によるEMI音楽出版版での演奏。 これは国分誠指揮、東京佼成ウインド・オーケストラによる演奏。 この団体らしい癖のない演奏で、聴きやすくはあるが、ちょっと物足りない。 ファリャ『三角帽子』アルベニス『スペイン組曲からセヴィーリャ』『組曲スペインからタンゴ』『スペインの歌よりコルドバ』『イベリアよりセヴィーリャの聖体祭』は林紀人指揮、シエナ・ウィンド・オーケストラによる演奏。 シエナがまだ結成して一年とちょっとの時期の1991年の録音。 今の威勢と元気の良さが売りのシエナの演奏を想像すると中々びっくり結構丁寧に演奏している。 セヴィーリャの聖体祭等は音楽の盛り上げ方も良い。 使用楽譜はオランダのモレナールを筆頭に、サム・フォックス、J &Wチェスター等、海外譜が使われている。 録音はデジタル時代なので綺麗だが、特筆するような音質ではないだろう。

    レインボー .

    1
  • イギリスのポリフォニック・レーベルはブラス・バンド...

    Posted Date:2023/11/17

    イギリスのポリフォニック・レーベルはブラス・バンド、吹奏楽系のレーベルで過去には日本ビクターと提携し、国内盤も出ていた。 そのポリフォニックが出しているCDで、グレート・ブリティッシュ・ミュージック・フォー・ウィンド・バンドシリーズがある。 これは題名通りイギリスの作曲家の吹奏楽作品を紹介していくシリーズで、同社のCDでは人気があり既に20枚程リリースされている。 このCDは初期に出たシリーズ6枚目である。 収録されているのは、スパーク『フェスタ』『シンフォニエッタ第1番』『ディヴァージョンズ』エレビー『新世界の踊り』グレッグソン『王は受け継がれゆく』である。 タイトルにもなった王は受け継がれゆくは、ジェームス・ガーレイ指揮、王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラの演奏で収録されたもの。 録音は1999年11月、王立ノーザン音楽大学にて。 現在グレート・ブリティッシュ・ミュージック・フォー・ウィンド・バンドシリーズで演奏を手がけているのはこのノーザン音楽大学のバンドであるが、シリーズではこのCDが初登場となる。 作曲されてしばらくの録音であるが、同大学の確かな技術力と表現力により今持って名演と言える出来だろう。 その他の4曲は、ロブ・ウィッフィン中佐指揮、イギリス王立空軍中央軍楽隊の演奏。 録音はアクスブリッジ空軍基地にて1998年5月から6月にかけて録音されたもの。 シリーズ2枚目から7枚目まで4巻を除いて担当した同軍楽隊の演奏はどれもが大変素晴らしく、特に冒頭のフェスタのキラキラとしたサウンドは聴きどころの一つ。 プロデュースをフィリップ・スパークが担当しているためか、スパークの自作が多く、プロのバンドによるシンフォニエッタ第1番が聴ける数少ない一枚である。 音質はどちらも優秀で充分に聴ける。

    レインボー .

    1
  • イギリスのポリフォニックが出していた、イギリスの作...

    Posted Date:2023/11/14

    イギリスのポリフォニックが出していた、イギリスの作曲家の吹奏楽曲を集めたCDのシリーズの3枚目にあたるCDです。 演奏はロブ・ウィッフィン少佐指揮、イギリス王立空軍中央軍楽隊です。 このシリーズは現在も続く人気のシリーズで、現在は王立ノーザン音楽大学のオケが担当していますが、初期はイギリス王立空軍軍楽隊が担当していました。 指揮者のウィッフィン少佐は後に空軍音楽監督に着任後、中央軍楽隊と積極的にCDを録音していましたが、本CDが録音された時はまだ音楽監督になる前で、同軍楽隊との最初期の録音と思われます。 当時の人気の作曲家の作品が収録されていますが、注目はやはりスパークのパントマイムでしょう。 客演ソリストにスティーブン・ミードを招いており、そのよく歌ったユーフォニウムと軍楽隊の伴奏が聴きどころ。 また、軍楽隊単独のナンバーもなかなか上手い。 落ち着いたサウンドと高い表現力の演奏で、意外とプロの録音が少ない作品も多いだけにここまでの水準なら十分だろう。 さすがロイヤル・エア・フォースというべきだろうか。 本CDのプロデュースはフィリップ・スパークがやっているだけあり、スパークの作品が多いのが特徴である。 1996年5月、アクスブリッジ空軍基地で録音されたもので、音質は良好。

    レインボー .

    0
  • 作曲家、高橋宏樹が書いた作品から行進曲を集めた内容...

    Posted Date:2023/11/11

    作曲家、高橋宏樹が書いた作品から行進曲を集めた内容のCDとなります。 演奏は海上自衛隊東京音楽隊、指揮は音楽隊長の樋口好雄2等海佐。 本CDには行進曲15曲と、ボーナストラックの2曲を含めた17曲を収録しています。 作曲者は現代の吹奏楽界では中々の数の行進曲を書いていると思いますが、行進曲集はこれが初めてのようです。 基本的にはスタンダードでオーソドックスなスタイルから、イギリスの式典行進曲を思わせる荘厳なスタイルの作風が多く、不協和音バリバリのコンサート・マーチスタイルの作品はありません。 『ファイヤーメンズ・ホリデー』あたりは正統派行進曲と言った言って良く、こういう作品が新たに書かれたというのは画期的ではないでしょうか。 とはいえ行進曲集と銘打っている割には行進曲ではない曲が収録されているのは気になります。 この他にも行進曲は幾つかあり中には海上自衛隊からの委嘱作品もある中あえてコラールとギャロップを入れる(ボーナスとはいえ)のはどうかなと思います。 企画はムジカ・エテルナ合同会社で吹奏楽コンクール課題曲を除くと全て同社からの出版作品のため参考演奏集としての側面もあるのでしょうが、かと言って課題曲でも『イギリス民謡による行進曲』『ストリート・パフォーマーズ・マーチ』は収録されておらず選曲面ではちょっと中途半端な印象を受けます。 演奏はさすが、普段から行進曲の演奏をよく手がけているとあり、手慣れた演奏といえます。 どれもが、安定した水準なのはさすがでしょう。 2016年8月、東京音楽隊隊長に就任して以来、ブレーンやユニバーサルに数枚の録音を残した樋口隊長ですが、本CDが在任中最後の市販録音だった模様。 また東京音楽隊のマーチ・アルバムは2009年4月録音に、当時の熊崎音楽隊長が振ってポニーキャニオンへ録音したマーチ・フォーエバー以来10年ぶり。 特定の作曲家の行進曲ばかりを集めた内容のCDとしては1995年に日本クラウンより発売された軍楽隊とともに歩んだ日本の吹奏楽シリーズ以来かと思われます。 本CDはの録音は2019年12月16日から19日、東京音楽隊奏楽堂にて。 録音をワコーレコードが担当しています。 セッション録音のはずですが、ちょっと音が悪く、細部が不明瞭な所があり、最高の録音とは言えないのが残念です。

    レインボー .

    1
  • このCDはオランダの楽譜出版社、デ・ハスケが出した参...

    Posted Date:2023/11/08

    このCDはオランダの楽譜出版社、デ・ハスケが出した参考演奏集です。 本CDは1997年の新譜集となっています。 チェザリーニのファンファーレで始まるこのアルバムは、当時のデ・ハスケによく登場していた作曲家による作品が多く、ウェニャン(ペンネーム名義も含む)やリーデマン、ホーゲスティン、ラセロムス等の作品を、行進曲からポップスまでを集めた内容となっています。 大曲はなく、短い作品ばかりをあつめていますが、作品自体はなかなか良い作品が揃っていると思います。 演奏はピーター・スネリンクス海軍中尉指揮、ベルギー王立海軍軍楽隊です。 ベルギー王立海軍軍楽隊は1947年に設立され、初代指揮者にベルギー海軍行進曲を作曲したルイス・ガシアが就任、以後同国を代表する軍楽隊の一つとなりました。 スネリンクス中尉は1989年に海軍軍楽隊の指揮者に就任し、2007年までこの軍楽隊の指揮者をしていました。 在任中は録音も活発に行い、中にはベルギーのレーベルに行進曲を中心にしたアルバム等もある様ですが日本ではデ・ハスケとハファブラに入れた録音で知られています。 本CDでもその高い引き出しと表現力のある演奏で、鑑賞用にも行ける出来。 特に行進曲はメリハリのついた演奏で、さすが軍楽隊と言えるでしょう。 録音年は不明ですが、音質は綺麗です。

    レインボー .

    1
  • アルヤン・ティエン少佐指揮、オランダ王立海軍軍楽隊...

    Posted Date:2023/11/05

    アルヤン・ティエン少佐指揮、オランダ王立海軍軍楽隊の演奏で収録されたCD。 指揮のティエン少佐は2017年に新しくこの軍楽隊の隊長となった人物で、就任早々に、チャンネル・クラシックと録音を開始、第1弾となったロシアの作曲家の吹奏楽作品を集めたアルバムはそのこだわりの内容から高い評価を得た。 このCDはシリーズの3作目で、アメリカの作曲家の作品を集めた内容である。 本CDの目玉は最後に収録されたガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』で、これはガーシュウィンが弾いたピアノ・ロールを独奏にしたというかなりの珍しいバージョン。 選曲面では近代、現代のアメリカの作曲家の作品が選ばれており、その中から比較的聴きやすい作品を集めたものとなっている。 演奏はどれも水準が高いが、意外な名演がバーバーの『コマンド・マーチ』で、この軍楽隊独自の重厚なサウンドを駆使したその演奏はなかなか立派な物。 同じマーチで、アイヴズ『オメガ・ラムダ・カイ』も安定感抜群の好演奏。 またラプソディ・イン・ブルーでは程よくジャズ調で、表現力の高さはさすがと言えるだろう。 録音は2020年2月17~21日にかけて、ヒルフェルスムのMCOスタジオ1にて収録されたもので、音質は良い。 尚、CDはジュエル・ケースではなくデジパックの様なスリムタイプに収納されており、ちょっと取り出しにくいです。

    レインボー .

    1

You have already voted

Thankyou.

%%message%%