Remembrance -Durufle Requiem, Tavener, Elgar, etc : Graham Ross / Cambridge Clare College Choir, Jorysz(Organ)

デュリュフレのレクィエム、オルガン伴奏版

1918年11月11日、第一次世界大戦は幕を閉じました。11月11日は英霊記念日(Remembrance)として制定されています。このアルバムは、伝統音楽から、16世紀から20世紀までに書かれた、亡くなった人々や大きな犠牲に捧げる音楽を集めた1枚です。
　デュリュフレのレクィエムは1945年、同年に亡くなったデュリュフレの父にささげる音楽として書かれました。1947年11月2日の万霊節にフランスのラジオで初めて放送され、これを聴いた人々は深く感動しました。フル・コーラスとオーケストラを伴う大規模作品ですが、教会でも演奏できるようにデュリュフレ自身によるオルガン伴奏版も存在しており、この録音では、このオルガン版を用いて演奏されています。終曲のソプラノの美しさはまさに死者を天国へを導く道を照らしているよう。名門合唱団の実力を見せつけられる演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. 伝リチャード・ファラント[1525-80]: Call to remembrance
2. トムキンズ[1572-1656]: When David Heard
3. Kontakion of the Dead(キエフの伝統音楽)
4. ジョン・タヴァナー[1944-2013]: Song for Athene
5. ロバート・ラムゼー[c.1590-1644]: How are the mighty fallen
6. ウィリアム・ハリス[1883-1973]: Bring us, O Lord God
7. ウィリアム・ヘンリー・モンク[1823-89]/グラハム・ロス編: Abide with me*
8. エルガー[1857-1934]: They are at rest
9. トマス・ウィールクス[1576-1623]: When David heard
10. デュリュフレ[1902-86]:レクィエム Op. 9

(BONUS TRACK)
11. ウィリアム・ハリス[1883-1973]: Holy is the true light

　ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ:10)
　ノエル・デイヴィス(バス:10)
　ギイ・ジョンストン(チェロ:10)
　マチュー・ジョリス(オルガン:10)
　ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
　グラハム・ロス(指揮)

　録音時期:2015年3月
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)