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わたしの足は車いす

F.j.ファイニク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251009395
ISBN 10 : 4251009398
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan

Content Description

車いすの生活をしているアンナは、初めてひとりでお使いに行くことになるが、出会うのは、同情と好奇の眼差しと無視ばかり。けれど、ジギーという男の子に出会い…。本年度オーストリア児童・青少年文学賞受賞作。

【著者紹介】
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク : 1966年オーストリア生まれ。クラーゲンフルト大学にてドイツ語およびメディアコミュニケーションを学ぶ。幼児の頃の予防接種の副作用で両足マヒとなり、以来、車いすの生活。オーストリア教育・文化省のためのメディア教育活動にたずさわり、「自分で人生を決めよう」運動その他の障害者活動を積極的に主導。現在、オーストリア国会議員。結婚してふたりの娘と暮らしている

フェレーナ・バルハウス : 1951年ドイツ生まれ。ミュンヘン美術大学卒業後、舞台装置の仕事に従事する。その後、演劇ポスターのデザインにたずさわり、80年代半ばより本のさし絵を手がけるようになる。ドイツ児童文学賞(絵本部門)を受賞し、これまでに、50冊以上の作品を手がける。現在ミュンヘン在住

ささきたづこ : 香川県に生まれる。早稲田大学史学科卒業。ドイツに6年滞在し、ドイツ語を学んだ後、ミュンヘン国際児童図書館にしばらく勤務する。帰国後は、ドイツの児童文学や絵本の研究・翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nakanaka

    下半身マヒの女の子・アンナが初めてのお使いに行き、そこで様々な経験をして成長していく内容。私を含め子供も障碍者理解を深めることができた良い絵本でした。良かれと思って行動したことが特別扱いになってしまうということは目から鱗でした。普通に接することが大切なのでしょうね。

  • ヒラP@ehon.gohon

    身体障害とバリアフリーを考える絵本です。 自ら両足マヒで車いす生活をしている作者の体験を通しているから、実感のこもった絵本になっています。 生活に多少の不自由はあるけれど、特別扱いはして欲しくないのです。 ましてや同情や哀れみや、排他的な眼で見てほしくないのです。 日常生活での不便さに対するバリアフリーとともに、人間通し間のバリアフリーについても考えさせられます。 私の職場に、自力で車いすで通所してくる青年がいます。 毎日元気いっぱいです。 のびのびと暮らしてもらいたいと思います。

  • ヒラP@ehon.gohon

    生まれつき両足が不自由なアンナは車イスに乗って生活しています。 障害者ではあるけれど、普通の女の子です。 アンナが行動するには、街のあちらこちらに妨げがありました。 でも、一番哀しかったのは、特別視したり、目をそらそうとする人の心。 街にバリアフリーを考えることだけではなく、心のバリアフリーが大事だと痛感しました。

  • マツユキ

    小4娘がおすすめしてくれました。車イスを使っているアンナは、お母さんに頼まれ、一人でお使いに行きます。じろじろ見られたり、避けられたり、何もできない小さな子みたいに扱われたり。傷つくアンナでしたが…。一方的な理解だけではなく、伝え合う事で、より良くできる。バリアフリーとか、考える良い機会のなるんじゃないでしょうか。

  • おはなし会 芽ぶっく 

    両足のマヒにより車いすのアンナは、お母さんに頼まれ買い物に出かける。アンナを気の毒に思う人達にうんざりしながらも、友達にになったジニーに励まされ、自分から手助けを求める事ができた。【高学年向き】 『司書と先生がつくる学校図書館』より5年生向け。

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