Special Features Related to This Product

Books

木苺通信 ポプラ文庫ピュアフル

Fumiko Takeshita

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591161029
ISBN 10 : 4591161021
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
子供の頃、風町通信が大好きで、大人になり...

投稿日:2021/04/08 (木)

子供の頃、風町通信が大好きで、大人になりこの本の存在を知りはじめて読みました。都会的な風町通信と、自然や草花の息吹を感じる木苺通信。個人的には、あっけらかんとした風町通信の方がより好みでした。

イエナ さん | 東京都 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やすらぎ

    森の香りと静けさが冷たい指先を包む。こんな午後はまたとないのに、花を見ているのは私しかいない。息をひそめて待っている。…幻想的で癒しの世界。どこか詩的でどこか懐かしい短編集。ご注文は?ひこうき雲。まもなく南行きの便が空を通ります。…花、貝殻、星、雲、風、炎、森、水、月、音。自然を感じる物語。一年に一度、この日は特別な日。このときを待ちわびている。そして明日からまた旅を続けるだろう。澄みきった柔らかく広がる響きに乗って、たんぽぽの綿毛のようにどこまでも自由に。今朝も深い森には新しい季節の音が奏でられている。

  • 榊原 香織

    木苺谷に住む”私”の相棒は、金色の目のオオカミ、トプ(やや気まぐれ) 夜道を歩くときは月見草の薄明かり、や、色とりどりのランタン野菜。 童話。 静岡県在住らしい。同県人の風鈴丸(ファンタジック木版画)さんの挿絵と合わせたいような

  • モリー

    私にとっては、食べ慣れない異国の料理を初めて口にしたときのような新鮮味がありました。今回は、幻想的で詩的な世界になかなか入り込めませんでしたが、「秋のソナタ」だけは例外です。木漏れ日のさす森の中でピアノの演奏を聴いているような心地よさを味わいました。ピアノに関して無知な私ですが、妻が実家から持ち込んだピアノを毎年調律してもらうようになって以来、一つ一つの鍵盤に乗る音に敏感になっていたからかもしれません。「高音部の鍵盤に、彼は渓流のせせらぎを置いてやる。ほてった頬を冷やし、乾いた喉を潤す水の流れ。」下に続く

  • 佐島楓

    選び抜かれた言葉たち。自然への深い敬意と感謝、あこがれ。静かで居心地のいい世界。明るく、希望に満ち、さびしい。

  • penguin-blue

    読み終えて最近花や葉の色の美しさや、空の色や、風の匂い、そういうものにとんと鈍感になっている自分に気がつく。秋なのに。ようやく暑い夏が終わり、ひんやりした空気の心地よさや、抜けるような空の色や、形を変える雲に季節の移ろいを感じ、美味しいものがいっぱいで実りの秋の喜びを感じる季節なのに。秋が終わってしまう前に木苺の谷の近くまで行けるだろうか。雲のレストランを訪れるのは今年は難しくても。冬ごもりの季節の前に、秋の空気を胸いっぱいにため込むことはできるだろうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items