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ゴーストハント 2 人形の檻 角川文庫

Fuyumi Ono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041082010
ISBN 10 : 4041082013
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

父親不在の女性ばかりの瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の解決を依頼してきたのは、その洋館に住む若い妻だった。なぜかまたもや合流することになった霊能者軍団とともに、さっそく調査を開始した渋谷サイキックリサーチ(SPR)の一行。そんな彼らを嘲笑うかのように、怪しい物音、ポルターガイストはじめ、超常現象が頻繁にかつ規模が大きくなり……。やがて麻衣は一家の一人娘、礼美の持つアンティークドールが不穏な気を放っていると察知し、ナルは家を覆う悪意を科学的に執拗に調査してゆく。「残穢」「営繕かるかや怪異譚」シリーズへとつながる小野不由美のホラーの原点ともいえる傑作。


●小野 不由美:大分県生まれ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。十二国記と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年〜11年刊行。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。近刊に文庫版『鬼談百景』『営繕かるかや怪異譚』。

【著者紹介】
小野不由美 : 12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミュポトワ@猫mode

    ゴーストハント 2巻読了しました。つか、幽霊出てきちゃった…俺の1巻目の感想…wニュアンスですねって言ったの鼻で笑われた感じw何言ってんだ、コレ読んで怖がれって言われてるみたい。つかさ、1巻でこれはジャブって言ったのマジでさ、2巻目読んだらクロスカウンターぶち込まれたみたいに怖いわけさ。怖いけど続きが気になって、ドキドキしながら読みました。小野先生のホラー結構読んできたつもりだけど、こういうのもいけるのね。初版がX文庫だからドロドロ系ではなく、ガツって怖いものなんだろうけど、それはそれで楽しめました♪

  • しゅう

    1巻に続き、一気読み。前巻よりホラーでした。人形は怖いです。私は小さい時から人形が苦手でフランス人形、日本人形、こけし、バービーすら駄目です。40代になっても怖い。なので、すごく怖かったです。しかし、知的解釈、登場人物のコメディタッチなやり取り、恋も絡んで、怖さの緩衝材になっていて、怖くてもグイグイ読めました。すっきり解決するのも良かったです。続巻の発売が楽しみです。小野さんは「屍鬼」以来久しぶりですが、面白い。「十二国紀」も行くべきかな?

  • セウテス

    【ゴーストハント シリーズ】第2弾。古い屋敷で起こるポルターガイストの相談に、ナルたち3人が出向くと、そこには前作で出会った拝み屋の2人が居た。今回は本物の霊障であると判るのだが、強い霊でありエクソシストのジョンと霊能者の真砂子も加わる。色々なパーツ、ミステリの伏線と思われるものが、少しずつ見えてくる。オカルト的な知識は、ナルたちから各々教えて貰えるのだが、私には肝心の経験が圧倒的にないので推理にはならない。今回も麻衣の心の声、つっこみやボヤキ、優しい感情だったりを楽しめるが、麻衣の夢は何かの能力なのか。

  • ぴよこ

    いやいやぁさすがですね〜簡単には終わらない。そして、もー読みやすいので要するに一気読みでした!ナルやリン、ぼーさん、ジョンいーキャラだ!面白かった。3はあるのかなぁ?

  • sin

    違和感の積み重ねに耐えかねての依頼にお屋敷に集った日から強烈なポルターガイストの顕現、そして明かされる8才で亡くなる子供たちの因縁とくれば怖くない筈がない。それなのに怖くない。勿論、部分的に切り取れば最恐であるのに…?何故なら前回の案件が初顔合わせで縁もゆかりも無い筈のあのメンバーが奇しくも再度勢揃いしたから!作中の怪異が理性的に分類され評価されていくから!信頼のおけるチームで解き明かした謎に対処する。これはもうオカルトではなくエンターテイメントではないだろうか?解釈が穿ち過ぎて恐怖の入り込む余地がない。

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