ハリウッド版のリメイク「幸せのレシピ」のもとになったドイツ映画「マーサの幸せレシピ」２００１年です。人間関係が苦手な女性シェフの人生を、母を亡くした姪っ子とハートフルなイタリアンシェフとのかかわりからみごとに描いたすばらしいストーリー。 ジャズファンにとっての魅力は音楽監督がＥＣＭのマンフレッド・アイヒャーであること。 キース・ジャレットのアルバム「マイソング」が使われていて、中でも「カントリー」という曲がうまくはまっています。

「幸せのレシピ」としてご紹介していた映画のドイツ版です。 「マーサの幸せのレシピ」として公開されていました。 ドイツ人女性のコックとイタリア人男性のコックのやりとりが、いかにもドイツ人と　いかにもイタリア人で楽しく拝見できます。 マルタ（マーサ）：マルティナ・ゲデック 　マリオ　　　　：セルジオ・カステリット ひと昔前なら、ロミー・シュナイダーとマルチェロ・マストロヤンニだったかも知れません。 独題Bella Martha、英題：Mostly Martha 小宮山隆央

何の期待もせずなんとなく見たら、とても良かった！子供と一人の頑固な女性、そして一人の女としてのある男性とのかかわり。暗い部分と明るい部分が上手く一つの話の中に盛り込まれており、最後までしっかり楽しめました。 キースジャレットの音楽もとてもうまく使われています。内容・音楽共に、素晴らしかったです。

とてもいい映画でした。人の周りにはたくさんの見えない愛があるということに、この映画をみているうちに気付くことができました。リナとマリオとマーサが３人で食事をする場面はとても幸せな気分になれました。涙なしではみれない映画です。

映画見ましたよ！自分に足りなかったものがやっとわかった時のﾏｰｻが素敵でした。劇中で使ってる音楽も最高でした。白いｲﾒｰｼﾞの映画です。