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百舌落とし

Go Osaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087716726
ISBN 10 : 4087716724
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

かつて新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わり合いを見せたことから露わになったこの事件は、一時的な収束を見た。しかし、そこへ新たな展開が訪れる。元民政党の議員、茂田井滋が殺されたのだ。しかも両目のまぶたの上下を縫い合わされた状態で。既に現役を退いている彼の殺害理由は何か。彼は何を知っていたのか。探偵となった元警視庁の大杉、彼の娘で現役警官のめぐみ、公共安全局にいる倉木美希はそれぞれ独自に捜査を始める――。殺し屋百舌の正体は!? 捜査が進むにしたがって、次々に百舌の凶弾に倒れる関係者。大杉たちは真の黒幕に辿り着くことができるのか。三十年以上にわたり書き継がれてきた伝説の百舌シリーズ、堂々の完結。

【著者略歴】
逢坂剛(おうさか・ごう)
1943年東京生まれ。80年『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞、86年〜87年『カディスの赤い星』で直木賞、日本冒険小説協会大賞、推理作家協会賞を受賞。2014年には日本ミステリー文学大賞、15年には『平蔵狩り』により吉川英治文学賞を受賞。著作に、イベリアシリーズ、禿鷹シリーズなど、多くのファンを持つシリーズもの多数。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    逢坂 剛は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。百舌シリーズも最近の作品は読んでいます。完結作ということで期待して読んだ割には淡々と終了した感があります。まだ続編がありそうな雰囲気です。 https://www.shueisha.co.jp/mozu/

  • いつでも母さん

    遂に完結とある。『百舌の怨念は決して死んではいない。おそらくこれからも、しぶとくよみがえるだろう。たとえ死んでも、いつかは生まれ変わる存在、それが百舌なのだ。』とも言わせてる。大杉も死んだのか・・倉木美希が残っちゃったんだなぁ。初めて【百舌の叫ぶ夜】を読んだ時が懐かしい。私はシリーズ3弾くらいまでが好きだった。ぞわりとして、ハラハラして・・それでも完結は寂しく思う。そして、安心もする。いつの世も人の心に巣食う闇を百舌は狙っているのかもしれない。

  • KAZOO

    スタートから33年ですか?私は最初の頃から読んでいて新しく出るたびに最初から読み直していましたが今回もそうしようと思っています。ついに主人公の片割れが死んでしまいますが、この話も息もつかせず読ませてくれました。「百舌」ということでのシリーズですが百舌は一種の表象のような気がしていました。逢坂さんの作品はシリーズものが多く楽しませてくれていますがこれも終わりなのでしょう。

  • のぶ

    本の帯にはシリーズ完結と謳われているが、百舌は一度終了し、再び蘇った経緯があるので、このコピーが信じられるものかはわからないが、本作は新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出に端を発し、元民政党の議員の茂田井滋が両目のまぶたの上下を縫い合わされた状態で殺された。主人公、倉木美希はかっての仲間と捜査を進めるが、百舌の犯行と思われる殺人事件が他にも発生する。シリーズ最初の「百舌の叫ぶ夜」を読んだ時ほどの興奮は感じられなかったが、本当に終わってしまうのかと思うと一抹の寂しさを覚えた。

  • タックン

    ついに(百舌シリーズ)終わってしまった。終わり方があっけなかったけど、大杉まで亡くなってしまうとは・・・。でも倉木も亡くなってるので流れから必然かな。 そうなると主役は倉木美希だったか。 三重島の狙い・野望が想像とちがって拍子抜けしたな。 最後まで三重島と百舌(まほろ?)との関係が曖昧だったな。 この作品の本当のテーマ・狙いはなんだったのかな? これは公安警察小説だったのかなあ? これからも(百舌)は何度でも不死鳥のごとく復活するは含蓄ある言葉だ。 美希主役で新しいシリーズ読みたいな。

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