Goethe (Johann Wolfgang von Goethe)

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若きウェルテルの悩み 光文社古典新訳文庫

Goethe (Johann Wolfgang von Goethe)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334102197
ISBN 10 : 4334102190
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

故郷を離れたウェルテルが出会い恋をしたのは、婚約者のいるロッテ。彼女と同じ時間を共有するなかで愛情とともに深まる絶望。自然への憧憬と社会への怒りのあいだで翻弄されもするウェルテルの繊細な心の行き着く先は…。世界文学史に燦然と輝く文豪ゲーテの出世作。

【著者紹介】
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ : 1749‐1832。ドイツの詩人・作家。フランクフルト生まれ。25歳で書いた小説『若きウェルテルの悩み』が大ベストセラーとなり、世界的な反響を呼ぶ。27歳でヴァイマール公国の官僚として宮廷に入る。この頃、7歳年上のシュタイン夫人と親しくなり、長い友情・恋愛関係が始まる。文学だけでなく、地質学、鉱物学、植物学など自然科学にも関心をもち研究を重ねる。1786年9月から’88年6月までイタリア旅行。戯曲、詩集、小説などの創作活動にはげみ、晩年は死の直前まで、20代から書きほじめた『ファウスト』の第2部完成に精力を注いだ。1832年ヴァイマールで死去

酒寄進一 : 1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。『犯罪』(シーラッハ)で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kazi

    私には全然ピンとこなかった。初めて読んだけど、「この本は自分のために書かれた」とは全く思えませんな。それは社会だとか時代背景が変わったからなのか、私が歳をとりすぎたからなのか、私の生まれ持った性格に問題があるのか。勝手に自殺しといて〜、亡骸の始末はよろしくお願いします〜、通りすがりにでも墓参りはしてほしい〜、ってなんじゃそりゃ?随分と自分勝手なことばかり言ってくれるじゃないですか!長々と詩とか書いてくるけど、私にはロマンチズムにかぶれた、たわけの妄言としか思えん。

  • フリウリ

    同じように「恋して狂気に陥る」としても、もしもフランス小説ならば、ウェルテルはロッテをさっさと「寝取る」と思うのですが、ウェルテルもロッテも悩みに悩んだすえ、疾風怒濤の結末に向かうのは、ドイツ小説の(ドイツ文化の?)特性かもしれません。恋愛に対する素朴さ、またこのような素朴さへの憧憬が、わりと最近まで日本の多くの青少年の胸のうちにもあったことは、たまには思い出したほうがよいとおもいました。冒頭からの自然の描写や陶酔はゲーテ節全開で、ゲーテが若い頃から成熟した書き手であったことを、まざまざと感じました。8

  • 還暦院erk

    図書館本。ガーディアン1000冊の46冊目。『ファウスト』は中学生の頃読了したのに本書は読み始めたばかりで飽きてしまい(!)ほったらかしにして約半世紀。ようやく読めた。さすが文豪の有名作品。小説の記述方法には多少不統一感はあるけれど、美しい文体と若者のリアルな恋煩いが胸に迫った。自死前後の客観描写が冷徹な印象だったが、これはモデルになった青年の死亡に至る記録が元ネタになっているらしい(解説参照)。片恋や不倫に悩んでいる人なら影響受けちゃうかもね確かに。何故か『僕の地球を守って』後追い騒動を連想した。

  • ほうすう

    新しい訳というだけあって読みやすかったと思う。内容についてだが、まずこの主人公はあまり好きではない。理解もできる、共感が出来るところもある。それでも極論が過ぎる性格と死に方が汚い。身辺整理はしているのは分かる。それならば旅立った先で死ぬとかすればよい。相手の心に残りたくてどこまでも未練がましく、自己弁護と他者批判に甘え、それを自覚しながら最後まで捨てられなかった。どこまでも構って欲しかった。死んで愛を得ようとした。それを私は認めない。それを私は汚いと評す。

  • 真琴

    婚約者のいるロッテに恋したウェルテル。若さゆえの愛情も次第に絶望も深まっていく。そして、社会に対する怒りも絶望へ。長く読み継がれる作品だけあって読み応えがあった。本書は、初版からの翻訳とのことなので、改訂版の訳でも読みたい。

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