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海辺のカフカ 下

Haruki Murakami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103534143
ISBN 10 : 4103534141
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan

Content Description

一方、ネコ探しの名人である老人ナカタさんも、何かに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて…。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 風眠

    再読。当たり前なのだろうけど、10年前に読んだときとは感じ方が違う。ファンタジーと現実が入り乱れる感じを、そのまま楽しめばいいのに、ついつい深読みしてしまう自分がいる。森の奥に入り込んで、少女と再会して、そしてまた森から出て現実に戻ってくるカフカ少年。そのフアンタジーの部分はきっと、15歳のカフカ少年の深層心理を可視化し、言語化したものなのかな、とか、まわりくどいけどつまりは少年の成長物語なのかな、とか、いろんなこと考えながら読んだ。それでも村上春樹の描く世界はとても美しいな、こういうの嫌いじゃないな。

  • mug

    不思議な読後感。 結局あれは何だったの?? どういう状況なの?? 疑問が多々残りつつも、 心地は良い。 『言葉で説明しても正しく伝わらないものは、 まったく説明しないのがいちばんいい』 この言葉があったから、 回収されなかった様々なことが 受け入れられるのかも🤔 なんて、都合良く解釈してみたり😄💦 周りはぼやけているのに、 芯の部分に何かが届いてくるような感覚。 やっぱりなんか、不思議😊

  • i-miya

    ホシノさんの骨、背骨、ずれている、ちょっと痛むがいいですか。ナカタに引き込まれるようになってしまったホシノさん。死んだじいちゃん似。魚やヒルが空から降ってきます、明日、と警察に予言したナカタさん。カフカ、絵の中の少年に嫉妬しているのがわかる。カラス。大島さん。佐伯さんにあった才能は、どこへ?わしがカーネル・サンダースだ、ねじれ。「うっひふほひおふ」。石は神社の林の中。魚を降らせたナカタさん、もし降ったのが包丁だったら、謝ってもすまない。

  • キク

    父の予言に立ち向かう少年と、猫と会話出来る代わりに本来の自分を失ってしまったナカタさん。2人は実際には一度も出会わない。様々に交わりながら出来る限りを尽くしたけど、死ななければ達成できないこともある。ナカタさんと旅をするホシノ君の「このたった10日のうちに、いろんな景色の見え方が随分違ってきたみたいだ。それまで面白いと思わなかった音楽が、なんていうのかね、ずしっと心に沁みるんだ。で、そういう気持ちを誰か、同じようなことがわかるやつと話せたらいいなとか思っちまうんだ。」読メで僕がやりたい事はこれなんだろうな

  • りなお

    図書館本。数十年ぶりの再読。ホシノ君、ナカタさんコンビ大好き。村上春樹作品の中で「世界の終わり〜」と同率首位で好きな作品。謎が多く消化できてない部分も多いのでまた再読します。●思い出はあなたの身体を温めてくれます。でもそれと同時にあなたの身を内側から激しく切り裂いていきます。●神様ってのは人の意識の中にしか存在しないんだ。●自己と客体との投射と交換。

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