Books

決定版 マーラー 河出文庫

Hidekazu Yoshida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309417110
ISBN 10 : 4309417116
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

2011年オリジナル文庫の増補新装版。新たに「マーラー、ブルックナー」「マーラーの新しい演奏」「五番 他 シノーポリ」「菩提樹の花の香り」など五本を追加。

著者
吉田 秀和 (ヨシダ ヒデカズ)
1913年生まれ。音楽評論家。文化勲章、大佛次郎賞、讀賣文学賞。『吉田秀和全集』他著書多数。

【著者紹介】
吉田秀和 : 1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひでお

    マーラーの曲はコンサートでも録音でもいろいろと聴きましたが、いまだにシンフォニーなら1~4番を好んで聴きます。吉田秀和さんは、それでなくても複雑なマーラーを読み解いていくところがなるほどと思わされます。そんな中で最後に収録されている「菩提樹の花の香り」は他とは違ってしみじみとした感情を湧き起こさせる心に残るエッセイでした。

  • la_yamato202

    バッハ、ブラームス、マーラー、3冊まとめ買いしました。順に読んできてこれが最後の3冊目。文章がまわりくどくて読みづらかったけれど、氏のお気に入りの音源を自分も配信で聴きながら、読み進めてきました。執筆当時、マーラーに関しては氏もまだ馴染みが深くなかったせいか、3冊の中では一番熱が伝わってこなかった。今までちゃんと聴いてこなかったカラヤン、シノーポリ、レヴァインによるマーラー録音は、これを機にじっくり聴いてみようと思う。

  • barcarola

    マーラーはショルティで聴くことが多いのだが、目次にそのショルティの名前も有ったので読んでみた。取り上げられているディスクで所有しているものは、あらためて聞いてみたり。こういった解説・評論を読み慣れていないせいか、内容はかなり難しかった(マーラーだから難しいということではないと思うのだが)。知識が無くても音楽は楽しめるということを再認識。もちろん知識が有れば別な楽しみも得られるのである。

  • 広瀬研究会

    マーラーというより吉田秀和さんへの興味から読んでみましたが、まあ何といういきいきとした文章。深い学識にもかかわらず、しかつめらしい感じや気取ったところが全然なく、こんなふうに自分の好きな人物、作品のことを人に伝えられたら素晴らしい。レヴァインの《第五》、クレンペラーの《大地の歌》、バルビローリの《第九》は聴いてみたい。

  • どら猫さとっち

    日本のクラシック音楽評論家・吉田秀和が、マーラーの音楽を批評したものを集めた決定版。マーラーはむずかしい、といったように、難解で複雑、それでも交響曲や歌曲集を通して伺える光と闇、人生の苦難や喜びが込められている。今ではマーラーはポピュラーな作曲家であるが、まだ知られていない面もある。本書はその一角として、彼の交響曲の世界に触れてみるのも一興である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items