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キウイは時計仕掛け Kiwi In Clockwork 講談社文庫

Hiroshi Mori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062935418
ISBN 10 : 4062935414
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届いた。銀のプルトップが差し込まれ手榴弾にも似たそれは誰がなぜ送ってきたのか。その夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部谷恵美と山吹早月。取材にきた雨宮純らが一堂に会し謎に迫るが。

【著者紹介】
森博嗣 : 作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カメ吉

    今回も豪華キャストでワクワクしました。犀川先生もタップリ登場して良かったです。学会の最中に会場の大学のキャンパス内で起こった殺人事件にいつものメンバー達が挑む?かつての様に積極的な関わりはないけど少し距離を置いた感じで事件を説き明かしていきます。加部谷と海月、犀川先生と西乃園先生の恋バナも地味に進行してる感じで安心しました。時代も進み嫌煙が進み犀川先生のトレードマークの喫煙シーンもなくなり作中では「煙草をやめた。」なる発言も。森博嗣作品を結構読んできたけど衝撃的でした。次はまた『Xシリーズ』へ。

  • おたま

    Gシリーズの9作目。作品の発表された時系列順に読むことにしているので、どうもXシリーズとごっちゃになりそう。もはや単体としてのミステリー小説での展開には、あまり重点が置かれていないように思う。それよりも、今回は、Gシリーズのメンバーに加えて、西之園萌絵、犀川創平、国枝桃子、さらには島田文子まで出て来て、半分S&Mに戻っているような。設定が建築学会での殺人が中心となっているので、そりゃまあ皆集まってくるのもしょうがないのかな。次はまたXの方にいくので、いったいどこに着地するのかな?

  • yu

    Kindleにて再読。Gシリーズを適当に再読中。なので、再読順がめちゃくちゃ(笑)。加部谷さん達は社会人になってるし。そうか、この後が「χの悲劇」なのかぁ。そう思うと感慨深いものがある。

  • rio

    建築学会が開催される大学にγと刻まれたキウイが届けられるGシリーズ第9弾。お馴染みメンバーが一同に介して議論する様子に懐かしさを感じる一方、学生だった彼等が社会人になって成長した様子を楽しめる1冊でした。ただ根本的なところは変わっていないという安心感もあります。事件自体の不思議さはありませんが、事件に至る過程の謎が残された分今後にどう繋がるのか楽しみです。各々が各々の道を進み始めているGシリーズの着地点がますます気になります。

  • ヨーコ・オクダ

    Gシリーズ9冊目。キャラたちみんな、大人になってしもて…。当初から成人やったキャラも、基本的気質は残しつつもマイルドになった感じ。事件に関しての会話の際、彼ら自身も「昔はああでもないこうでもないってよく話し合ったね」っぽい発言をしているので「謎解きにガンガン突っ込んでいかない路線」はこのシリーズで確定してるんやろね。今回の手榴弾を連想させるようなプルトップ付きキウイと学長、副学長の射殺事件。「誰が何のために」の部分がはっきりしなくても、トリック、手段は解明できる…。コレ、今後につながる大事な部分なのかも?

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