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幽霊を創出したのは誰か? Who Created The Ghost? 講談社タイガ

Hiroshi Mori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065194836
ISBN 10 : 4065194830
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

幽霊が存在するために、死は、必要充分条件か?

触れ合うことも、声を聞くことも、姿を見ることすら出来ない男女の亡霊。許されぬ恋を悲観して心中した二人は、今なお互いを求めて、小高い丘の上にある古い城跡を彷徨っているという。
城壁で言い伝えの幽霊を思わせる男女と遭遇したグアトとロジの元を、幽霊になった男性の弟だという老人が訪ねてきた。彼は、兄・ロベルトが、生存している可能性を探っているというのだが。

【著者紹介】
森博嗣 : 工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみ

    冒頭の幽霊のような男女の出現。もちろん森先生の事だから幽霊のはずはなく、ジャングルの様に壮大な種明かしがある。  講談社のWシリーズ紹介文にて。@知性が予見する未来の物語A知性が紡ぐ生命の物語B知性が掬い上げる奇跡の物語C知性が挑発する閃きの物語りD知性が提示する実存の物語E知性が涵養する萌芽の物語F知性が喝破する虚構の物語。。。Iまで続いてて、なんだかキュンです。 これ見るだけでコーヒーが美味しく飲める!

  • やなぎ

    森博嗣の描く未来は、やや難しいが面白い。幽霊が怖いのは、死が怖いから。となると、人が死ななくなった遠い未来で、幽霊の存在意義とは?。今回も、ヴァーチャルとリアルの対比が丁寧に考察されている。ラストの「こちらがトレンメル様です」には驚いた。大丈夫、ネタバレではない。さりげなくチューやピクニック、グアトとロジのイチャイチャっぷりが、微笑ましく、羨ましいぞ。僕も楽器職人を目指そうかな。違う、情報局員か。エンジンの喧しいクルマといえば、萌絵と犀川を思い出す。森先生はスポーツカーを運転する女性が好きなのね。70点。

  • まるぷー

    小高い丘の上の城跡で男女の幽霊に遭遇したグアトとロジ。幽霊の弟とされる老人が訪ねてきて、別荘に招待される。ここからが、リアルとヴァーチャルの世界が入り乱れてくる。そして、電子界やコンピューターも加わると幽霊そのものが現実的ではなくなってくる。幽霊を創ったのは人工知能、弟のヴィリを操作していたのも人工知能、そして幽霊そのものの正体は?科学的見解でグアドは解決したのか、ヴァーチャルそのものがよく理解でなかった。ロジがドレスやスカートを着たはにかみ様が良かった。

  • らび

    リアルとバーチャルと幽霊!よく考えたら幽霊をこの世界に理解させるのはどうしても科学的です。でも幽霊って非科学的な存在?存在かどうかも定義すら証明は難儀だと思う。科学で証明できるのか、さんざん語りつくされたことですが、この世界でも解決できてないんだな〜死といものが遠いこの時代に於いて「何故、幽霊が存在するのか?」興味深いテーマでした。そしてますますグアトのロジに対する理解と興味が楽しかったです。随分変わったな〜☆

  • bayashi

    リアルの方がバーチャルっぽい、ゲームっぽい意味で。読み手からしたらどっちもバーチャルだけど。。スポーツ観戦など生でしたい層がいるが、コストかければバーチャルで再現できるなら、結局コストの問題になってくるのか?などと感想用で今考えてみたけど、結局デートしてただけのような。向かいの夫婦が気になる。

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