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エネルギー政策論

Hiroshi Takahashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000289184
ISBN 10 : 4000289187
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

原発事故後、エネルギー政策の重要性はかつてなく高まっている。原発をどうするか。再生可能エネルギーに頼ることはできるのか。公共政策論を基礎に、環境経済学や国際関係論、最低限の工学的知識など、多角的な視野が必要とされるエネルギー政策を体系的に理解するための最良のテキスト。日本や地球環境にとって喫緊の課題であるエネルギー問題が、この1冊ですべてわかる。

目次 : 第1部 エネルギー概論(エネルギーと経済社会/ 多様なエネルギーとその特徴)/ 第2部 エネルギー政策理論(エネルギー政策の基礎概念/ エネルギー政策の枠組み/ 気候変動問題と環境・エネルギー政策/ 再生可能エネルギーとエネルギー転換)/ 第3部 エネルギー政策総論(世界と日本のエネルギー政策の変遷/ 諸外国のエネルギー情勢とエネルギー政策)/ 第4部 エネルギー政策各論(石油危機からシェール革命へ/ 公益事業と電力自由化/ 福島第一原発事故と日本のエネルギー政策の展開/ エネルギー問題の行方、エネルギー政策の役割)

【著者紹介】
高橋洋 : 1993年東京大学法学部卒業。(株)ソニー、タフツ大学フレッチャー大学院(法律外交修士)、内閣官房IT担当室主幹を経て、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(学術博士)。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、富士通総研経済研究所主任研究員を経て、2015年より都留文科大学社会学科教授、自然エネルギー財団特任研究員。内閣府参与や経済産業省等の審議会委員を歴任。専門は公共政策論・エネルギー政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • じゅんぺい

    狙いとしては、エネルギー問題の解決策として市場原理に任せた方策ではなく、政治的介入の必要性、そして資本主義と社会主義のバランスを考えられるような本であれば良いなと。ちょっと教科書的になりすぎていて深さに物足りなさはあったものの、エネルギー史を政策論的な立場から見れたことで新たな視点が生まれた。印象的だったのは、市場の失敗、公共事業と公益事業、規制緩和とは実は政府の介入を強めているということ。

  • trazom

    エネルギー論というと、一定のイデオロギーに偏しているとか、ジャーナリスティックに世間を騒がすだけのような議論が多いが、この本は、非常にバランスのよい良書である。「エネルギー問題への社会的関心が高まる中で、エネルギー政策を体系的に整理した教科書が存在しない」という問題意識から書かれたとのことだが、その言葉通り、幅広い学際的な領域をカバーしている。また、エネルギーにおける熱需要の重要性や自律分散型の大切さなど、著者の主張にも説得力がある。

  • fumi ochi

    エネルギー政策の目標、手法が客観的に解説されています。体系的に理解できるよう、構成されていて、読んで良かったです。

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