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香子 五 (仮)紫式部物語

Hosei Hahakigi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569854557
ISBN 10 : 4569854559
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

ついに、『源氏物語』を書き上げる香子(紫式部)。千年読み継がれる物語を紡ぎ出した女性の類稀なる生涯を描いた巨編、堂々完結!

【著者紹介】
帚木蓬生 : 1947年、福岡県生まれ。医学博士。精神科医。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。93年に『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、95年に『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、97年に『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年に『水神』で新田次郎文学賞、11年に『ソルハ』で小学館児童出版文化賞、12年に『蝿の帝国』『蛍の航跡』の「軍医たちの黙示録」二部作で日本医療小説大賞、13年に『日御子』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年に『守教』で吉川英治文学賞および中山義秀文学賞を受賞。小説のほか、新書、選書、児童書などにも多くの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    全五巻、2,500頁超完読しました。著者のライフワークだけあって気合の入れ方が半端ない作品でした。源氏物語と紫式部を描き切った大河小説です。私は、大河ドラマ「光る君へ」を観ています。同時代同一主人公を扱っていますが、本作とドラマは180度違う(主人公の名前からして)ような印象です。個人的には「光る君へ」の方が好きです。 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85455-7

  • 花林糖

    図書館本。最終巻。「早蕨」〜「夢浮橋」の帖。香子物語は、故一条院の七七日の中陰が過ぎた頃〜娘の賢子が亡くなる頃まで。『源氏物語』を書き終えた後も彰子皇太后に使え続けた紫式部。紫式部は59歳で没。賢子大弐三位までになり80歳過ぎまで生きた。全五巻とても読み応えがありました。(源氏物語は途中流し読み有り)「紫式部物語」は物語としてとても良く◎。

  • mitubatigril

    物語は宇治十帖も半ば過ぎ 式部の方では彰子はどんどんと自身で考えて物事を見 賢后となっていく。 そして終わりに近づいていき 今まで書き継いだ物語を絵で振り返っていくのは式部の継母だった。 その感想は驚く程的確で書き始めからの第一の読者である事を感じただろう。 全体的に源氏の部分に多く割かれていて作者の式部はあまり描かれてない気がするほどだけれど式部が源氏物語を書いているところが描写されているのでそう錯覚起こしがちかもしれない。 全体を通して新しい式部像がみえた気がする。

  • フロッグ

    晩年の紫式部を描いた最終巻。合間に入る「源氏物語」がこんなに複雑なものとは。いつの時代でも、やっぱり恋愛話が盛り上がるんだなぁ。機会があれば、最初から読み直してみたい。

  • わっふる

    源氏物語と紫式部物語の両方が楽しめた事と、それにプラスして娘の賢子にも触れてあり、読み応えが半端なかったです。全5巻読み切ってすごい達成感があります。

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