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翻訳と雑神 Dulcineablanca

Inuhiko Yomota

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409160923
ISBN 10 : 4409160923
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan

Content Description

民族の言語が消滅することを憂い、童謡・民謡の採集と翻訳に生涯をかけた金素雲。それを再訳する金時鐘。「翻訳者の使命」を西脇順三郎などの広義の翻訳=創作実践と繋げ、他者性の問題に切り込む斬新な翻訳論。〈受賞情報〉桑原武夫学芸賞(第11回)

【著者紹介】
四方田犬彦 : 1953年生。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文化を学ぶ。韓国の建国大学校、中央大学校、テルアヴィヴ大学などで客員教師を勤める。現在は明治学院大学教授として映画史を講じる。映画と文学を中心に、音楽、漫画、料理、都市論と多様な分野で批評活動を行なう。『モロッコ流謫』(伊藤整文学賞)、『映画史への招待』(サントリー学芸賞)、『ソウルの風景』(日本エッセイストクラブ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 『ドン・キホーテ』の多言語的な背景の分析、天才金素雲による朝鮮民謡の日本語翻訳という行為の意味(また金時鐘との比較)、そして吉増剛造のハングルの接近について。ポスト植民地主義を通過し、また異文化経験値の高い翻訳論が読みたかった。

  • あだこ

    衒学趣味と博識のきわどいラインを通るものの、それでも透徹した考察が心地よい

  • 翻訳は、原著をうまく訳しているかどうか、という視点から語られがちだが、これは「人は何故翻訳するのか」という視点から論じていて斬新。残念なのは、「翻訳者」という問題の提示と、それについて著者が知っている2、3の事柄を軽くまとめてみた、というところでとどまっているふうに見えるところ。もう少し踏み込んで欲しかった気も。

  • 野原燐

    ドンキホーテはイスラム教徒が書いたという話が興味深かった。

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