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ISBN 10 : 4122050022
Content Description
神秘思想・同性愛・二重人格・近親相姦・オカルティズム…。印象主義という仮面の下に覗くデカダンスの黒い影。従来のドビュッシー観を覆し、その悪魔的な素顔に斬り込んだ、一線のピアニストによる画期的評伝―没後90年。頽廃の作曲家の光と闇。
目次 : 一八七一年秋/ ヴァニエ夫人と艶なる宴/ 「黒猫」/ 一八八四年春―デカダン元年/ レッテルとしての印象主義/ 悪い冒険/ “牧神の午後への前奏曲”/ “ペレアスとメリザンド”/ ピエール・ルイスとルネ・ペテール/ リヒャルト・シュトラウスとロマン・ロラン/ ポーにもとづくオペラ/ ドビュッシーの二律背反/ 色彩の選択/ ジキルとハイドのドビュッシー/ ドビュッシーとオカルティズム
【著者紹介】
青柳いづみこ : ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」により、フランス音楽の分野で初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させ、著書には『翼のはえた指 評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイストクラブ賞)などがある。大阪音楽大学教授、日本ショパン協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/13 (火)
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