Books

ヴィンテージ・ピアニストの魅力

Izumiko Aoyagi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865592641
ISBN 10 : 4865592644
Format
Books
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

目次 : ■ひびのはいっていない骨董品 / ■アリス・アデール / ■アルド・チッコリーニ / ■井上二葉 / ■イェルク・デムス / ■柳川守 / ■高野耀子 / ■高橋悠治 / ■パウル・バドゥララスコダ / ■ジョン・リル / ■ジョルジュ・プルーデルマッハー / ■エリソ・ヴィルサラーゼ / ■アンリ・バルダ / ■メナヘム・プレスラー / ■ルース・スレンチェンスカ / ■イングリット・フジコ・ヘミング / ■ホアキン・アチュカロ / ■エリザベート・レオンスカヤ / ■平尾はるな / ■室井摩耶子 / ■ジャンンクロード・ペヌティエ / ■深沢亮子 / ■舘野泉 / ■マリア・ジョアン・ピレシュ / ■ブルーノ・カニーノ / ■アレクセイ・リュビモフ / ■高橋アキ / ■アンヌ・ケフェレック / ■ルドルフ・ブッフビンダー / ■ダニエル・バレンボイム / ■ピーター・ゼルキン / ■マルタ・アルゲリッチ / ■アンドレ・ラプラント / ■フー・ツォン / ■ラドゥ・ルプー / ■クンンウー・パイク / ■ネルソン・フレイレ / ■イディル・ビレット / ■ヴァレリー・アファナシエフ / ■野島稔 / ■青柳いづみこ / ■ヴィンテージ・ピアニスト一覧 / ■あとがき

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • trazom

    75歳を超えて活躍するピアニストをヴィンテージ・ピアニストと名付け、計40人を紹介。演奏会時評のようなコメントが並び、ヴィンテージの共通概念を模索する総合的な編集ではない。晩年まで活躍できる決め手は?と問われて、青柳さんは「音だと思う」と答える。「単に美音というのではなく、その人の信条、美学、思想、そして人間性などが自ずと滲み出てくるような音」だと。全く同感である。(信条・思想…は別にして)生の音色を聴かずにピアニストを語れない。なのに40人のうち私が聴いたのはたった12人。もっと演奏会に行かなければ…。

  • スリカータ

    ヴィンテージ・ピアニストですって!初めて知った素敵な名称。私が知りたかったのは、老齢の域に達しても心身共に故障せず演奏活動を続ける秘訣だったが、本書からは得られず。こういうことは安易に得られる筈がなく、自分自身で探求し続けるしかないのだろう。リストが30代後半で演奏活動から引退し、クララ・シューマンが40歳で暗譜の不安を綴ったそうなので、演奏活動の第一段階の壁は40歳頃かもしれない。錚々たる面々の最後に青柳さんご自身を挙げたのには些か興醒めした。

  • Totchang

    青柳いづみこ氏は2023年3月に放映された「おんがく交差点」で知った。小朝が「ドビュッシー」と言っても終始「ドゥビュッシー」と発音していて楽しかった。そんな氏の著作である。「ヴィンテージ」とはまた、と思いながらページを開くと、出てくるピアニストはほとんどが私より年長でありながら演奏活動を続けているようだ。著者はこれらのピアニストの実演に触れて、その演奏で感じたことをピアニストの目線で語ってくれている。私には聴き取れない演奏の機微をだ。彼らのyoutube動画にも言及しており、その守備範囲の広さに驚嘆した。

  • コチ吉

    実際に聴いた実演を主体に、ピアニストならではの、奏法や楽曲の解釈、聴きどころを織り交ぜての掌の演奏家論。師である安川加寿子や同僚の中村紘子は何故か取り上げていないのに、最後にちゃっかり自分の貢を設けている。文筆家だから出来る芸当かも知れない。

  • Wataru Hoshii

    楽器が長い歳月を経て味のある音色になっていくように、長いキャリアを経て円熟の境地に達しているピアニストを取り上げたピアノ雑誌の連載をまとめたもの。着眼点が面白い。メカニックの衰えはあるかもしれないが(全く衰えない人もいる)確かに演奏家として、人間としての経験を積み、音楽はワインが熟成するように変わっていく。40人の中で私が実演を聴いたことがあるのは7人ぐらい。元気で活動しているうちに聴いておいた方がいいと思い、またチケットを買ってしまった…。最後に著者が登場するが、まだまだお若いので該当しないのでは(笑)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items