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天子蒙塵 4 講談社文庫

Jiro Asada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065228401
ISBN 10 : 4065228409
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

日本軍による張作霖爆殺で、自らの足を失った吉永将は、関東軍への強い不信を募らせていた。満洲国建国の真の目的とは何なのか。新京では人々のあらゆる思惑を呑み込み、溥儀の皇帝即位の大礼の準備が進んでいた。その裏に隠された悲劇。その時、春児は。歴史ロマン「蒼穹の昴」シリーズ第五部、堂々完結。

【著者紹介】
浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞と第10回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第42回吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で第64回毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2015年紫綬褒章を受章。2019年、文学界への貢献で、第67回菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あきぽん

    ラストエンペラー溥儀が満洲国皇帝になるのがラスト。溥儀夫妻の「孤独」「不幸」ついて考えてみる。それはきっと自分の行動を自分で意思決定する自由がないことだろう。インテリジェントではない自分には難しすぎた。「蒼穹の昴」はもっと読みやすかった記憶が…・

  • Die-Go

    流転の人生を送る溥儀。その哀愁漂う中、日本軍との思惑は乱れに乱れる。玲玲の最後の行動は衝撃的だった。 ★★★★☆

  • yamatoshiuruhashi

    全般に暗鬱とした調子。「軍閥」と言う単語が頻発するが、ある意味中国大陸の歴史そのものである。「蒼穹の昴」に比して物語としての面白さが随分減じていると思う。「蒼穹の昴」以来の続編を期待する気分が出ない。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    蒼穹の昴シリーズ第五部完結。面白かった。国際情勢の様々な状況に於ける駆け引きか面白いこと。シリーズ第6部兵諌も、文庫書籍で読みたいですね。

  • かわうそまん

    満州国が帝政に移行し、溥儀が即位の儀式に史了と春児を従えて臨むところで物語は終了。紫禁城を追われた溥儀が紆余曲折を経て新京に流れ着き、傀儡とはいえ新たな国の帝位に就く物語はなるほど確かに天使の蒙塵だった。誰もが列席を拒んだ即位の儀式で溥儀に付き従ったのが蒼穹の昴の主人公だった史了と春児だというのが非常に印象深い。また、終章でかあさんによって語られる貧しい兄弟の物語が蒼穹の昴シリーズを長く追いかけてきた身としては胸を打つものがあった。

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