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トールキンのクレルヴォ物語

John Ronald Reuel Tolkien

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053889
ISBN 10 : 4562053887
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

トールキン・ファンタジーの原点、待望の刊行!!北欧民族叙事詩の英雄たちの物語―深い共感とともに、生き生きと描かれる魅力的な作品!

目次 : 1 「クレルヴォ物語」(「クレルヴォ物語」/ 名前リスト/ あらすじの素案)/ 2 『カレワラ』(『カレワラ』に関する論考への序文/ 「『カレワラ』すなわち英雄たちの土地について」/ 『カレワラ』/ トールキン、カレワラ、そして「クレルヴォ物語」)

【著者紹介】
J R R トールキン : 1892年1月3日、南アフリカのブルームフォンテーンに生まれる。第1次世界大戦に兵士として従軍した後、学問の世界で成功をおさめ、言語学者としての地位を築いたが、それよりも中つ国の創造者として、また古典的な大作、『ホビットの冒険』、『指輪物語』、『シルマリルの物語』の作者として知られている。1972年に、CBE爵位を受勲し、オックスフォード大学から名誉文学博士号を授与された。1973年に81歳で死去

ヴァーリン・フリーガー : メリーランド大学英文学部名誉教授。大学での専門は、J・R・R・トールキンの著作と比較神話学

塩〓麻彩子 : 1965年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科・英文学専攻(修士課程)修了。翻訳家、セラピスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Die-Go

    図書館本。『シルマリルの物語』に代表される「中つ国」の原材料となっている、フィンランド民話「カレワラ」から、「クレルヴォ」の物語をトールキンが再話しているもの。本編は短く、むしろ解説の方が長いんじゃないかと思えるくらいだったが、確かに『シルマリル』につながる原点のようなものは色濃く感じられた。トールキン作品を極めたい方向けか。★★★☆☆

  • ワッピー

    トールキンが世界創造、特に言語面でのインスピレーションをフィンランドから受けているという注釈を目にして以来、気になっていたテーマです。フィンランドの民間伝承を集大成した叙事詩カレワラの1エピソードに若き日のトールキンが大きな感銘を受けて、クエンヤ言語創造、「フーリンの子ら」のトゥーリンのモデルになったのがクッレルヴォだったことを示す草稿がこうして翻訳されたことは快挙です。トールキンの再話は原典の荒々しさ、素朴さが薄れて、中世の魔法物語のような洗練を感じます。ストーリーにやや混乱があるのはカレワラ編者の ⇒

  • mahiro

    トールキンの若い頃書いた未完の作品クレルヴォ物語(クレルヴォはカレワラに登場する人物)を中心に彼の作品世界がどのようにして構成され広がって行ったか、未発表の書簡やメモなどを通して考証している、これはもうトールキン世界を愛してやまない人向けの本。カレワラの世界、フィンランド語が彼の作ったクウェンヤ語やシルマリルの物語に及ぼした影響…私は『トールキン旅の始まり』の映画を脳裏に思い浮かべながら読んだ、カレワラも好きな世界だ口頭で伝わって来たのはユーカラのようでもある。

  • マキト

    ここからトールキンの世界観の原点がある事が分かる作品。物語というよりは学術研究書みたいな作品。

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