Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• バネ

  読了日：2024/06/08

  ご多分に漏れず、TV DRAMA「花咲舞が黙ってない」を観て改めて読む。池井戸作品は安定の面白さで、元銀行マンだから分かる内情（自己保身しかしないCAREER組、出世の為なら手段選ばない狡猾さ等）がREALに描かれていて、ホントにこの作家は銀行が嫌いなんだなあと。。そして、ソレらを正すべく正義の鉄槌を下す花咲舞！いやあ、読んでいてスッキリする。ただやはり映像のチカラは強く、ココに出てクる花咲舞は今田美桜にしかIMAGE出来ない訳で。。やっぱり、小説→DRAMAの順が良きである。

• Yuna Ioki☆

  読了日：2014/08/31

  667-276-37 つまらなくはないけど、池井戸潤氏の銀行内部の作品はもうお腹いっぱいです。。。下町ロケットや空飛ぶタイヤみたいな作品をもっと書いて欲しい。

• るぅく

  読了日：2014/10/11

  短編小説集です。ドラマになったのですが、ドラマは見ていないままでした。こうやってエンターテイメントとして銀行ものを読めるなら、それは楽しいものです。あとがきでも書かれていましたが、余計なことを考えず、狂咲の行動と結末を楽しみました。いやー、すっきり、楽しかった。

• こうちゃ

  読了日：2014/04/21

  今月から放送のドラマ［花咲舞が黙ってない］の原作本。池井戸作品唯一のヒロイン”狂咲”こと花咲舞と、ちょっとヘタレな上司・相馬健の迷コンビが銀行内の事件やトラブルを解決に導き、腐った銀行を内側から叩きなおす活躍を描く痛快オフィスミステリー。上司であろうが、取引先の社長であろうが、臆すことなく発言し、切れると口だけではなく時には手も出しちゃう舞だけど、人情もあって読んでいて気持ちいい。8話全部面白いけど、特に［三番窓口］［荒磯の子］［不祥事］がお気に入り。

• さぜん

  読了日：2014/12/29

  なぜか未読だった一冊。ドラマであらすじは知っていたからサクッと読了。池井戸さんのあとがきに「エンターテイメントの答えは一つじゃない。重いものばかりがエライわけではなく、軽く楽しく読めるのも、諧謔趣味で突き進むのもすべてが有りなのだ。」現実にはあり得ない正義を盾に啖呵を切る舞の姿に共感するのだ。皆が思っていても言えないことを代弁してくれる爽快感が池井戸作品の魅力なのだ。ドラマも面白かったし、続編を期待。

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