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その昔、君と僕が恋をしてた頃 角川文庫

Jun Miura

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041007754
ISBN 10 : 4041007755
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

オシャレイラストレーターをきどって、自分自身とのギャップに行き詰まった。読者の怖さを知らないおまえはダメになる、糸井さんにそう言われた。自分を愛してくれる女に、煮え切らない態度をとった。女は自ら別れを告げてきた。時代に乗ることだけに必死だった。愛の意味さえ、本当はわかっていなかった―。誰もが通り過ぎる、ほろ苦い日々。みうらじゅんがもがき続けた一時期を振り返った、甘くて切ない青春メモリアル。

目次 : 上京と来日/ サブカル先輩/ ゴジラの運搬/ ガロ違い/ 神様と寝た夜/ どうでもいいよ/ 高円寺ゾンビ/ マリオの墓場/ テクノカット/ ちんぽゲーム〔ほか〕

【著者紹介】
みうらじゅん : 1958年京都府生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。イラストレーターとしての活動のほか、エッセイスト、小説家、ミュージシャンなど幅広い分野で活躍。97年には「マイブーム」で新語・流行語大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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著者と糸井重里との関係性にまず驚きました...

投稿日:2021/04/14 (水)

著者と糸井重里との関係性にまず驚きました。みうらじゅんという人は感性が特殊で何をしても何を書いても面白いというのが伝わってきました。

ヂユウ さん | 秋田県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    面白かったです。ほろ苦い日々をゆるくつづっていました。この人は永遠の青春の中にいるんだなと思います。50過ぎても子供なんだなとしみじみ。意外と苦労はしてきたようですが、突き抜けた考えができるのが凄いなと。ちょっとおセンチ、そして笑える。ダメな人間だと言われたいのかなと思ったけれど、人生について彼なりに考えているようでした。

  • ちぇけら

    「“ロックとは?”語ることではなくて、何かを起こす衝動のことじゃないのか?そんなことに気付いて、僕は28歳のとき、サングラスをかけ始めた。」このことばにぼくの全身が震えたった。なんという力をもったことばだろう。その後、純ははじめてのフーゾクで全裸になってもサングラスを取らず、「ヘンな子」と言われレンズにソープを山盛りつけられる。なんだろう、この胸のざわめきは。「衝動」ということばがボディーブローのように効いてくる。この感情をまだことばにできない。だけど、みうらじゅんの語ることばは、間違いなくロックなんだ。

  • 桜もち 太郎

    どれだけファミコンが好きなんだ。ファミコンを人生に例えるなんて。おばあちゃんの遺体をみて永遠なんてないことを知ったみうらさん。そこにあるのは永眠だったこと、なんてなるほどと思う。永遠なんてないよねホントに。「あらましな80年代」では若さについて書かれていた。ここにもやはり、若さは続かない。入れ替わるだけという感覚は新鮮。80年代の話が主になっているが、バブル期絶頂の時代、みうらさんはその恩恵を受けたのだろうか。お金は人を豊かにするが、心まで豊かに離れない、他人と比較しての心の安定はないとはさすがです。

  • オオサキ

    ファミコン、ゲーム、糸井さん、彼女、ボブ・ディラン、そしてロック。みうらさん、ゲーマーだったんだ、知らなかった。彼女とのお話が切なかったけどステキだな。憧れの人だけど、何回生まれ変わっても、みうらさんにはなれないな。ゴジラ盗んだり出来ないもん。僕、イイ子だからね(笑)

  • マコ

    タイトルにある「君」は元奥さんのことか。好きじゃないことから逃れて生きて不倫までして面倒なことは全部奥さんに押し付けて子供のままでいたかった、最低なおっさんじゃねーか。でもやってることけっこうおもしろくて憎まれもしなくてズルい。才能がある人は周りの人を傷つけるって昔の友達の言葉を思い出した。

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