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谷崎潤一郎全集 第10巻

Junichiro Tanizaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784124035704
ISBN 10 : 4124035705
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大正時代の一時期、谷崎は映画という藝術表現に魅せられ、積極的に製作にもかかわっていた。映画、横浜、女優、白人女性、清らかな聖母、蠱惑的な悪女といったイメージがほとばしる「アヴェ・マリア」、「痴人の愛」の原型ともいえる「肉塊」のほか、戯曲「無明と愛染」、映画台本の「蛇性の婬」「雛祭の夜」などを収載。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 訪問者

    「アエ゛・マリア」、「肉塊」と傑作が続く谷崎潤一郎全集。「無明と愛染」もなかなか。

  • MatsumotoShuji

    異国情緒漂う町で「私」が女性の美を賞玩する「アヴェ・マリア」。てっきり「私」は七十歳くらいの老人かと思ったら、この時谷崎はまだ三十代。 谷崎が、映画という最高のおもちゃを手にしてはしゃぐ「肉塊」。小説としてはでたらめだけど、はしゃぎっぷりが可愛い。 あとは戯曲で「無明と愛染」「腕角力」、映画のシナリオ「蛇性の婬」などなど。 しかし「蛇性の婬」って、すごいタイトルだよね。一読すると、だらだらしたシナリオ。でも、ポルノにしたら案外面白いかもしれない。

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