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ISBN 10 : 4061983989
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江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」に影響を与えたとされる怪奇的幻想小説「金色の死」、私立探偵を名乗る見知らぬ男に突然呼びとめられ、妻の死の顛末を問われ、たたみ掛ける様にその死を糾弾する探偵と、追込まれる主人公の恐怖の心理を絶妙に描いて、日本の探偵小説の濫觴といわれた「途上」、ほかに「人面疽」「小さな王国」「母を恋ふる記」「青い花」など谷崎の多彩な個性が発揮される大正期の作品群七篇。
【著者紹介】
谷崎潤一郎 : 1886・7・24〜1965・7・30。小説家。東京日本橋の生まれ。東京府立一中、一高を経て1908年(明41)、東京帝大国文科に入学。小山内薫らと第二次「新思潮」創刊。「誕生」「刺青」等を発表。11年(明44)、自然主義文学に対抗した作風は永井荷風に激賞され、文壇に確固たる地位を築く、やがて佐藤春夫と絶交、関東大震災を経て関西に移住。42年(昭17)、『細雪』の執筆を始める。完成は戦後。49年(昭24)、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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新地学@児童書病発動中
読了日:2016/08/04
優希
読了日:2015/05/07
HANA
読了日:2024/01/06
優希
読了日:2021/06/20
Gotoran
読了日:2022/09/05
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