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クスノキの女神

Keigo Higashino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408538563
ISBN 10 : 4408538566
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

少女と少年には秘密があった―。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
累計100万部突破! 待望のシリーズ第2弾!

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bunmei

    クスノキ・シリーズの第2弾。前作で神社の御神木であるクスノキの番人を務めることになった玲斗。人の念を預けるとその念を受けることができるという神秘な力を秘めたクスノキ。東野ミステリーの罪の裏には、常にやむにやまれぬ人間模様があって琴線に触れるが、奇跡的なファンジー要素を含む本作は、より温かみと切なさの両面を感じさせてくる。ある少女と記憶障害の少年との友情と共に、その2人を取り巻人々、そして窃盗傷害事件が玲斗が番人をするクスノキの不思議な力によって絡み合い、ラストには心が揺さぶられる結末へと導いていく。  

  • のぶ

    東野さんの新刊は「クスノキの番人」の続編。前作同様にミステリーと、ハートフルなストーリーが融合した物語だった。ただしミステリーの要素はあまり強くない。本作は不思議な力を宿したクスノキとそれを管理する玲斗が様々な人達との出会いを通して成長する物語であり、根本には玲斗と叔母である千舟との関係性が関わる。主人公の玲斗は以前より大人になっていたが、所々危なっかしい面があり、読んでいて目が離せない存在だった。前半で描かれた事件は早めに解決し、後半は徐々に心打たれるストーリーに進む。東野さんの作品では好みだった。

  • ミナミハハ

    シリーズ2作目。クスノキや番人の助けを借り、自らの努力で困難を乗り越える人々。元哉と佑紀奈が作った絵本「クスノキと少年」が私達に大切な事を教えてくれる。感謝を忘れず日々大切に生きて行こうと思える一冊です。

  • ひさか

    THEFORWARDVol.1 2021年11月おーい、クスノキ前編、Vol.2 2022年2月同後編、Vol.3 5月今日の僕から明日の僕へ、Vol.4 8月第2回、Vol.5 11月同第3回、Vol.6 2023年2月同第4回、の連載を2024年5月実業之日本社刊。シリーズ2作目。1作目を知っているので、玲斗、千舟の掛け合いや後半のクスノキの使い方なんかも理解できるが、いきなりだと辛いかも。軽快なテンポだが、も少しひねりが、あっても良かった。続編があっても良いラストだった。

  • akiᵕ̈*

    前作から四年が経ち、クスノキの番人としての務めを全うしている玲人の元に女子高生が詩集を置かせて欲しいという所から今作は始まる。その詩集を、朝目を覚ませば昨日までの記憶が消えてしまうという少年・元哉が目にし、その詩集に自分の絵を書いていく事で、元哉は生きる希望を見つけ生きる歓びを存分に感じ、そこに向けての情熱で生きている実感を得ていく。記憶が残らないという状況下で過去や未来は関係なく、今ここを精一杯生き抜く事がしあわせなんだという事に気づけ、生き抜いた元哉の人生はなんて贅沢な人生だろう。

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