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希望の糸

Keigo Higashino

User Review :3.5
(6)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065148945
ISBN 10 : 4065148944
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan

Content Description

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。

「死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。

閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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なかなか重いテーマを題材としたストーリー...

投稿日:2021/07/04 (日)

なかなか重いテーマを題材としたストーリーで悲しい気持ちになりながら読み進めました。一気読みすると心が結構疲れます。でも読みにくいことはなかったです。

AYA さん | 愛知県 | 不明

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加賀恭一郎シリーズ。殺人事件の奥にある家...

投稿日:2021/06/20 (日)

加賀恭一郎シリーズ。殺人事件の奥にある家族の絆の話。切なくて泣けてきます。受精卵の取り違えというあってはならないけれどあるかもしれない事件。

ぽん さん | 愛知県 | 不明

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新参者の加賀さんに焦点を当てたスピンオフ...

投稿日:2021/04/17 (土)

新参者の加賀さんに焦点を当てたスピンオフ作品といえますね。 まず本編を読んでからこちらを読むことを強くおすすめいたします。

みっちゃん さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    東野 圭吾は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、加賀シリーズのスピンオフ的作品、松宮刑事が主役の家族感動物語でした。東野 圭吾クオリティです。昔だったら『赤いシリーズ』でドラマ化でしょうか。

  • パトラッシュ

    震災で子供を失った夫婦。思いがけぬ父の秘密を知った娘。幸福に暮らしていた事実婚の男と女。事情を抱えながら異なる場所で生きてきた面々が、ある殺人事件をきっかけに松宮刑事をハブとして思わぬ絆が生まれ、絡まっていく。熟練の筆さばきと巧妙なストーリー展開は見事だし、安心して読める一級のエンタメだ。しかし一方で「売れる小説を継続して書く」東野さんのプロ意識が明確に感じ取れるため、予定調和の結末が予測できてしまう。売れていない頃の作品にあった結末のどんでん返しや人の心のいびつさ、苦さなどを求めるのは贅沢なのだろうか。

  • bunmei

    『祈りの幕が下りるとき』で加賀恭一郎シリーズは、完結したと思っていたのに、ここに来て、松宮刑事を主人公として、スピンオフ的に新たに始動。今回の女性殺人事件が、松宮の出生に纏わる話と絡みながら、単なる殺人事件としてではなく、事件の背景にある人間ドラマとしての切なさや哀愁を漂わせ、最後には感動の中で幕引きをする展開は、さすが東野作品。物語の所々に登場する加賀の存在も、ファンとしては嬉しい限りです。本作のテーマはやはり「家族」なのでしょうか。そして、キーワードは「巡り会い」と「長い糸」という言葉かな・・・。

  • うっちー

    さすが東野圭吾氏。動機も納得感あり、それぞれの家族の絆が描かれていました。この世に生を受ける奇跡も実感しました

  • ウッディ

    カフェ女主人の殺人事件を捜査する松宮脩平は、マークしていた男性顧客と元夫に共通点があることを突き止める。加賀恭一郎の従弟脩平が活躍する今回の物語は、中越地震で子供を失い、不妊治療の末に授かった娘にまつわる秘密、そして自身の父親の事など、出生の秘密が鍵になって、ストーリーが展開する。犯人はあっさりと捕まるが、萌奈を見つめる弥生、脩平とキャッチボールをした時のボールを後世大切にしていた父、いずれもその温かい眼差しに隠された秘密に胸が熱くなり、秘密が明らかにされることで萌奈と脩平は希望を持てたのだと思えました。

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