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ナポレオン 2 野望篇 集英社文庫

Kenichi Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087444100
ISBN 10 : 4087444104
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

1796年、26歳のナポレオンは、イタリア遠征で数々の歴史的勝利を収める。パリに凱旋し、次に向かったのは、エジプト。灼熱の砂漠を行進し、勝利と敗北を繰り返す中、諸外国による対仏大同盟でフランス本国の危機を知る。急遽帰国した彼は、クー・デタを起こし、ついに初代フランス皇帝になる―。若き将官がヨーロッパの覇者にまで上り詰めた栄達を描く、激動の第2巻!第24回司馬遼太郎賞受賞作。

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ナポレオンの第2巻目でナポレオン一番の興隆期でしょう。さまざまな有名な人物も出てきます。その他にもナポレオンの部下や家族のことなどが本当に詳細に書かれている気がしました。1巻目の表紙も有名ですがこの表紙の絵もサン・ベルナール峠越えの絵で非常に有名です。本当は皇帝にならない方がよかったのでしょうが(わたしの私見)、周りから持ち上げられた部分も大きいのではないかと思います。

  • おにく

    エジプト遠征を勝利に導き、一時、占領の危機にさらされたフランスをイギリスとの講和へと導いたナポレオンは英雄と讃えられ、初代皇帝へと上り詰める。その勇気と決断力は誰もが認めるところですが、その内面は、人の上に立つ者の孤独が感じられる。様々な感情に揺れ動きながら、人前では確信をもって命令を発する。そうした姿に、ナポレオンとまではいかなくとも、人を動かす立場の人は大いに賛同できると思う。ただ、皇帝になった後、ナポレオンの心情が徐々に読めなくなっていくのは、彼が周囲を遠ざけ、転落していく前兆なのだろうか?

  • だまし売りNo

    ナポレオンは拷問による自白の真実性に疑問を抱く。「待て、待て。拷問といったな。拷問で吐かせたものが真実だといえるのか。警察が用意した名前を質して、ただ頷かせただけなのではないか」。人質司法の日本よりも先進的である。

  • まーみーよー

    まあ面白いのだけど、長い。それぞれエピソードが時系列順に詰め込まれて途中で年表を読んでいる感覚になってしまう。そうなると感情移入ができなくなって眠くなってくる。ナポレオンに関しては人物描写もしっかり描いてあるのにエピソード多すぎだからか?それでも、クーデターやアウステルリッツの戦いあたりは面白く読めているのだが。あと数百ページ、頑張るかと書いている時点で半ば完読の義務感になっているような?

  • タッキー

    この巻は、ナポレオンが権力者に。冒頭、まずはエジプト遠征。せっかく学者を連れていくことを書いているなら、ロゼッタストーンの発見も書いて欲しかった 。その後はいろいろあってそれなりに面白いのですが、あまりエピソード的なものがなく、上辺をさあっーとなぞっているだけで、メリハリがないような気がしました。もっと戴冠の場面とか、しっかり書いて欲しかったなあと思いました。藤本ひとみさんのナポレオンの方がここまでは上かと思いますが、最後の転落篇でどうなるか、楽しみです。

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