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チンギス紀 十六 蒼氓

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087718355
ISBN 10 : 4087718352
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

ホラズム国の皇子が大軍を率いてチンギス・カンとの一大決戦に臨む!

カラ・クム砂漠の戦場からホラズム軍が離脱する。チンギス・カンは、スブタイとジェべ、バラ・チェルビの三人の将軍にその追討を命じた。ホラズム国の帝は西へと退却しながらも、モンゴル軍との戦を継続する。スブタイらは敵の誘いに乗ることを決断した。
一方、ホラズム国の皇子ジャラールッディーンは、南の地で2万騎の指揮を任された。モンゴル国の将軍シギ・クトクがその討伐に向かう。皇子は原野に本営を置き、ジャムカの息子マルガーシもそこにいた。皇子が初めて大軍を率いてモンゴル軍との戦いに挑む。

大国との戦いがついに最終局面をむかえる、好評第16巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年第64回菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    【チンギス紀完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11287876?sort=book_count&order=desc 今回は、最新刊第十六弾、『蒼氓』です。本巻は、ホラズム国皇子ジャラールッディーン敗北の巻でした。 続いて7月発売の十七巻へ。まだまだ続きそうです。水滸伝の全十九巻を超えるでしょうか❓ https://www.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/

  • パトラッシュ

    長かったホラズムとモンゴルの戦いも最終局面。もう少しでチンギスに手を掛けるまで粘り続けたホラズム軍もついに力尽き、皇帝は死に王子も逃亡する。他にも数え切れぬ人が死に、血染めの中央アジアの大地をモンゴル軍が睥睨するまでが描かれる。そんな戦場を長春真人が訪ね、チンギスやマルガーシを「大きさは違うが戦う自分を信じている」と評する場面が印象深い。力こそすべての時代に純粋に力を信じて戦った男たちの心情を、ただ一言で表現している。ひ弱な現代人からはあまりに遠いが、だからこそ激しく生きた男たちのドラマに魅せられるのか。

  • まえぞう

    ホラズムとの戦いも終焉。歴史上はここまできれいには終わらなかったイメージですが、そこは北方さん、戦闘の中で決着をつけましたね。後は東に戻って金との戦いで、長かったテムジンの物語も最後になりますかね。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    【図書館】【速読】:面白かった。でも、知恵のない自分には、人種地勢図対人相関関係が良く呑み込めなかった。世代交代も進み長かった闘いも終わり。チンギスカンも、随分と老いてきたように思う。長かった物語も、そろそろ完結しそうである。

  • ぽてちゅう

    大陸にこぼれ落ちた一滴の雫がじわじわと広がり、その縁を外へ外へと馬が疾駆し続けること早や16巻。ホラズム・シャー国の帝の死。皇太子ジャラールッディーンの双肩に瀕死の国の未来が委ねられた。それを西へ西へと敗走させる。大陸の果てまで追いやるつもりか?歳月は人を待たず。己が半身とも言えるボオルチュの息子、甥ボロルタイに向ける厚く熱い眼差し。マルガーシの剣を代わりに受けた副官ソルタホーンに「おまえ、死ぬことを禁ずる」と珍しく取り乱す姿。どんな人生を送ろうが死ぬ時はみな同じ。チンギス・カンにもその時が近づいている。

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