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半七捕物帳 4 時代推理小説

Kidou Okamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334732448
ISBN 10 : 4334732445
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2001
Japan

Content Description

著者綺堂が、長く病に臥せっていたとき『江戸名所図絵』を通読、これが『半七捕物帳』を書くきっかけになったという。人間味豊かな捕物帳の世界を描いて、江戸の風物詩を現代に伝える永遠の傑作!「柳原堤の女」「ズウラフ怪談」「妖狐伝」等十一編収録。推理、怪談小説、新歌舞伎の劇作家として高名な著者の代表作、より読みやすく新装刊。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k5

    すこし出来不出来があるような気もする巻。「大阪屋花鳥」と「正雪の絵馬」の二篇は柄も大きくて傑作と言えると思いますが、「むらさき鯉」とかは導入ぐっと掴まれたのに、すこし解決が早すぎるし、「大森の鴉」や「妖狐伝」はちょっとごちゃごちゃしすぎでは、と。副読本入手したので、それも参照しつつじっくり攻めます。

  • saga

    【古書】1巻目からそうなのだが、江戸時代の和暦にわざわざ西暦の注釈を入れないのがとても良い。解説でも触れているが、各短編の順番は時系列ではない。だからと言って、このシリーズを読むに何ら差支えがないことがすごい。「大阪屋花鳥」のお店乗っ取り事件が大仕掛けで良かった。「妖狐伝」は、黒船が来航した幕末らしい話だった。

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

    再読本。前作もそうだったけれど、怪談めいた始まりの話が多かった4巻。この巻に限らず、まだ街灯などもなく、月が出ていなければ真っ暗闇だった江戸の夜に起こる様々な事件は怪談めいた噂を呼ぶ。今も昔も、信じていても信じていなくても、人はオカルトめいた噂が好き。半七老人の言う「昔者」という言葉にグッとくる。

  • sin

    探索の定石と云って八百八町を碁盤のように理路整然と押し積めていく、その推量は一見乱暴なようでなかなかその時代の理と人情を極めた慧眼で真相を見謝ることがない。昨今の推理小説なら読者に向かってもう一捻りしてみせるところだが、そうした奇をてらうことをよしとしないのが粋に感じて当時の江戸の風俗と相まって時代の息吹きを運んでくれるようである。

  • 佳乃

    「前置きが長くなる」って半七老人。その前置きさえも面白いので、本当に飽きさせることがなくていい。昔は狐や狸に化かされたと本気で思っていたことや、何か因縁めいていること、迷信は信じられていたんだね。

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